有機·無農薬農法って?

今、地球を救う自然派の農法として
世界中で注目されている有機農法。

その有機農法について書く前に
有機農法じゃない方の農法について、
書いておこうと思います。

それは化学肥料と農薬を使う農法で
慣行農法(かんこうのうほう)と
呼ばれているらしい。
で、日本の農家の98%以上が慣行農法で
栽培している。

元々は第二次世界大戦後の食料不足の対策として
作物を早く、大きく育てるために
化学肥料が開発されて、
品質向上と作業の効率化を目的として
化学的な農薬がセットで発明されて始まったのが
この慣行農法やそうです。

作物を早く、大きく育てるために、
ドーピングをしたってことなんやね。

結果、前にも書きましたが
環境にも健康にも問題が出てきたのと
海外からの化学肥料の輸入も止まりそうになり
最近になって特に有機農法が
注目され始めたんやね。

米ぬかや家畜糞などを原料とする有機農法は
自然界にあるものを肥料にする栽培法なので
環境にも人体にも優しい農法として
農林水産省も推奨しています。

でもね…
有機肥料と呼ばれるものの原料も
化学肥料と同じで実は海外からの輸入に
頼っているみたいなんですね。

どんな飼育方法で何を与えて、
どこから輸入されたのかわからん家畜糞と
残留農薬がいちばん溜まっている
米ぬかを合わせて作る肥料…

これ、なんで安心、安全って言えるんかな?

化学的な薬品でするドーピングと
汚染された原料で作った、
漢方薬でのドーピングやったら
大差ないのと違う?

どっちにしても、
畑や地下水は汚れてしまいそうやし
作物の安全性には疑問が残りますね。

例えば無肥料·無農薬で育てた米から
とれた米ぬかだったら安心やけどね。

抗生物質やワクチンまみれの家畜じゃなくて
余計なものを与えずに飼育された家畜の糞なら
できた肥料も安心かも。

ですが、自然農法で作られた米から出た米ぬかは
びっくりするくらい高価なんです。

自然な環境でエサに薬を混入していない
家畜からとれた糞ってあるんかな?

畜産をされている方も
病気にならないように育てるためには
抗生物質や薬品は必須らしいです。

うーん。

どないしたらえぇんかな?

色々と調べたら、自然農法ってのが
見つかりました。

「山の植物は誰も肥料を与えなくても育つのに
なんで畑やったら肥料が要るんかな」

その答えが、
作物と土壌微生物、細菌との共生という
なんのこっちや?な言葉でした。

あなたは光合成って覚えていますか?

植物が日光と水で栄養(ブドウ糖)を作って、
自分自身の栄養にするってことやったでしょ?

ですが、違うみたいなんです。

植物は自分で作った栄養を
土の中の微生物にも与え、
逆に微生物から自分では吸収できない養分を
根っこから貰ってるらしいんですよ。

微生物や細菌から栄養を貰ってる?!

土の中では、
土壌微生物と植物の根っこが共生していて、
人間が肥料を大量に入れる必要が
実は無いそうなんです。

次回は肥料も農薬も与えない農業について
もう少しお伝えしたいと思います。

そうです自然農法は何も足さない農法なんです。

お楽しみに。

最後までお読みくださいまして、
ありがとうございました。



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