少し前にアクアポニックスのキットが オフィスに届きました。 アクアポニックスとは有機栽培の一種で、 魚の排せつ物や餌の食べ残しで汚れた水を 野菜槽に流し、野菜が養分として吸収した結果、 また綺麗になった水を魚の水槽に戻すという 栽培方法です。 自然界と同じような循環サイクルを再現して 魚と野菜を同時に育てます。 まずはキットで色々と試してみて、 データを取ってみようと思います。 魚の種類や数に対して、 水を浄化する植物の種類や数のバランスも 色々と組み合わせて試してみ
自然栽培で作物を育てるためには 植物の栄養を何処から得るのかを 知っておく必要があると考えました。 前々回、前回と植物が自然界から 窒素やリン酸を得られる理屈について 調べた結果を書きました。 今回はカリウムです。 カリウムは生物が生きて成長するためには 欠かせない物質です。 カリウム欠乏症になると、 全身に伝達物質を上手く運べなかったり 細胞内の酵素の働きにも関わって 成長不良を起こしてしまいます。 植物だと葉緑素の中にも存在していて、 主に活動電位の関わっていま
前回は植物が窒素を 自然界からどのように得るのかについて 書いてみました。 今回はリン酸です。 リン酸も植物にとっては大切な栄養素です。 光合成によって糖を作るときのエネルギーで 実を作るための必須栄養素と言われています。 リン酸肥料はリン鉱石を採掘して、 粉砕、加工して作られます。 自然な土中にもリン鉱石の風化によって、 リン酸は存在します。 「鉱石の風化だけでは作物は育たないよ!」 私も思いました。 「リン酸だけは肥料として 畑に入れる必要があるのではない
前回に引き続き、無肥料栽培について 私が調べたことを書く前に お断りしておきたいことがあります。 私が4年後に始める自然農法での農園は いわゆる中小規模の農園です。 どういうことかと言いますと、 自然農法は大規模農家には 今のところ不向きだと思うんです。 慣行農法は化成肥料、農薬を使って 早く、大きく、均一に作物を育て出荷します。 大きさがバラバラだと収穫に手間がかかり 規格外の作物は買い取ってもらえないので 自然農法での栽培は不向きというか 物理的に不可能なんです。
最近は無農薬や減農薬の作物が出回っていて それに加えて有機農法って書いてあると とても健康的な食べ物だと感じますね。 今までの農薬使用量を大幅にカットしながら 同等のクオリティで出荷されているのは 本当に凄いことだと思います。 ただ、前回に撒いた農薬の残りの量は? 畑に溜まっていってないのかな? 減農薬って結局は「当社比」ってこと? 「前よりは健康的な食べ物になっていますよ」 こういうことなんかな? とにかく、農薬は使わない方がいいのが 消費者のニーズであることは間違
60歳になったら無農薬·無肥料で 野菜や麦を育てたい! アクアポニックスでトラフグと野菜を 同時に育てたい! 今、56歳のオッサンです。 今日はオーガニックについて、 書こうと思います。 オーガニックって言葉。 なんだか自然派で健康的なイメージです。 「オーガニック◯◯」って、よく目にしますね。 私は意味もわからないまま、 とても良いモノだと思っていました。 環境にも良さそうで、 少しくらい高くても買っていました。 ただ、「何がえぇんか?何でえぇんか?」は 考
アクアポニックス(アクアポネックス)について 今日は書いてみようと思います。 海外では大規模なプラントもあり、 結構、認知されている養殖と水耕栽培を 同時に行う方法です。 原理は簡単で、 まず魚を陸上で養殖します。 魚の糞尿を濾過し、微生物に分解させて 野菜の養分にします。 野菜が養分を吸って浄化された水を また魚の水槽に戻します。 この循環によって魚の養殖と野菜の栽培を 同時に行うのがアクアポニックスです。 水を循環、浄化させる方法なので 水替えも不要で一滴の水も
一口に自然農法といっても、 その方法は色々です。 そもそも、自然農で作物を育てている所は 全農家の1%未満だそうですから、 一般に馴染みがないのは当たり前です。 いわゆる有機農法と混同している人も多く、 「◯◯だから自然農法だ」という定義が とてもあやふやなようです。 私が目指す自然農法は、 畑に何も持ち込まない農法です。 肥料も農薬も一切、入れません。 それでも過去に勉強して試してみたら 何年も作物ができ続けました。 周りの畑では慣行農法をされていて、 害虫など
今、地球を救う自然派の農法として 世界中で注目されている有機農法。 その有機農法について書く前に 有機農法じゃない方の農法について、 書いておこうと思います。 それは化学肥料と農薬を使う農法で 慣行農法(かんこうのうほう)と 呼ばれているらしい。 で、日本の農家の98%以上が慣行農法で 栽培している。 元々は第二次世界大戦後の食料不足の対策として 作物を早く、大きく育てるために 化学肥料が開発されて、 品質向上と作業の効率化を目的として 化学的な農薬がセットで発明されて
始まりは3年前。 見たこともない果物を栽培したくて、 知り合いに頼んで農園をされている方々に 仲間に入れていただいたんです。 畑では野菜や果物が育っていて、 テンション上がってました。 色々と他の野菜や果物にも興味が湧いてきて 栽培について調べてみたんですよね。 そしたら… 肥料は危ない?! 農薬の話じゃないの?! 野菜や果物が体に良くて 日本で作られてるのは安心、安全だと 思っていました。 どうも違うらしい。 簡単に言えば化学肥料はドーピングで 野菜は早く大きく育
明日で56歳… 今の仕事を続けるのは、 体力的にも あと4年が限界です。 60歳になったら就農します。 明日から自然農法や アクアポニックスについて、 備忘録も兼ねて書いていきます。 無肥料·無農薬で野菜や麦を育てて 大阪でトラフグを育てる。 夢ではなく計画です!