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【ドラクエ3】全滅しても諦めない!ドラクエから学ぶ「挑戦する心」の大切さ

第1話:【ドラクエ3】勇者から学ぶ仲間集めの秘訣
第2話:【ドラクエ3】ドラクエ3が教えてくれる、信頼できる情報の見分け方
第3話:【ドラクエ3】勇者ヒンメルのように…理想の自分になるためのロールプレイングのススメ
第4話:【ドラクエ3】 適正レベルで挑め!レベルアップシステムから学ぶ現実世界での挑戦と成長
第5話:【ドラクエ3】転職システムから学ぶ、「新しいこと」に挑戦するタイミング
第6話:【ドラクエ3】全滅しても諦めない!ドラクエから学ぶ「挑戦する心」の大切さ ←いまここ
第7話:【ドラクエ3】いますぐ変われる!ドラクエ3の性格システムに学ぶ自己変革術

ドラクエ3シリーズ

こんにちは、シノスケです。

ドラクエ3シリーズ第6弾。

とはいえ、今回は
ドラクエ3というよりは、
ドラクエ全体の話かな。

というのも、
「プレイスタイル」の話になるからです。


で、ここからは本題の前に
前提となるお話をしていきます。


ドラクエの2種類のプレイスタイル

ドラクエをやる場合、
基本的には2種類のプレイスタイルがあると思うんですよね。

その2種類というのは

①レベル上げをせずに進めていく
②レベル上げをしてから進めていく

というものです。

ただ、これらは
さらに細かく分けることもできます。


①レベル上げをせずに進めていく

レベル上げはせずに進んでいくとはいっても、
スタイルは色々です。

「レベル上げをせずに進めていく」という人の中で多いのは
おそらく、

「進めるところまでガンガン進んで、
つらくなってきたら少しレベル上げをする」

という人ではないかと。

「ボスに何度も挑戦してみたけれど、勝てないから
レベル上げするか(武器防具を揃えるか)」

みたいな感じ。

こういう人は結構いるんじゃないかと思うんですよ。


では、
「レベル上げをせずに進めていく」という人には
他にどういう人がいるでしょうか?

人によっては
「RTA(Real Time Attack:リアルタイムアタック)」といった、
「いかに短い時間でクリアできるか」に力を入れる人もいますし、
「いかに低いレベルでクリアできるか」に力を入れる人もいます。

ちなみに、
「短い時間でクリアしたいのであれば、
レベル上げなんてしている余裕もないから、
最低レベルになるんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、

短い時間でクリアするために
一番効率が良いところでレベル上げをしていたりするので、
思ったよりはレベルが高いこともあるんですよね。

レベルなんてどうでもよく、
短い時間でクリアさえできれば良いのですから。


というわけで、
「レベル上げをせずに進めていく」
という人にも

  1. 進めるならどんどん進む、クリア目的タイプ

  2. どれだけ短い時間か、どれだけ低レベルかを意識する
    記録目的タイプ

と、大きく分けて2タイプいるかと思います。


②レベル上げをしてから進めていく

「レベル上げをしてから進めていく人」は
ただ単純にレベルを上げをして
ボスに負けないようにしたいのか、
(楽に勝ちたい、圧倒したいも含む)

それとも、
新しい町に来たのだから、
とりあえず、すべての武器・防具を揃えたいのか。

すべての武器・防具を揃えたい場合は、
レベル上げが目的というよりも、
装備品が目的で、結果的にレベルが上がった、
という感じです。


上記のものは一般的なレベル上げをする理由かと思いますが、
他にもこんな人がいます。

「新しく仲間になったらとりあえずLVMAXにする」
とか、

「倒せないように作られているボスを倒すためにレベル上げをする」
とか。

倒せないように作られているボスでも、
ありえないほどレベルを上げれば、
倒すことが可能な場合もありますから。


以上、
「いろんなプレイスタイルがあるよね~」
という話でしたとさ。


さて、ここまでが前提で、
ここから本題に入ります。

プレイスタイルは様々なわけですが、

①レベル上げをせずに進めていく
②レベル上げをしてから進めていく

という2つのプレイスタイルを考えた場合、
どちらが頭を使うと思いますか?


ちなみに僕は
「②レベル上げをしてから進めていく」
というスタイルでしたが、

今は
「①レベル上げはせずに進めていく」
というプレイスタイルであることが多いです。

「レベルを上げるとしたら、さっさと進んで
経験値をたくさんくれる敵で上げちゃった方がいいじゃん」
と思うようになりましたから。


で、この2つのプレイスタイルを実践してみて思ったんですよ。

「②レベル上げをしてから進めていく」
というプレイスタイルのときは
ほぼ思考停止状態でプレイしていたな、と。

だって、そこそこレベルを上げてから進むから、
そこまで戦略を考える必要もなく、
ゴリ押しでいけちゃったりするので。

ですが、
「①レベル上げをせずに進めていく」
というプレイスタイルでやってみると、
レベルが足りないからゴリ押しでは勝てなくなり、
ある程度の戦略を練る必要が出てきます。


2つのプレイスタイルをやって思ったのですが、
これを現実世界で考えてみると、

①レベル上げをせずに進めていくのは「挑戦」
②レベル上げをしてから進めていくのは「安定」

と言えるのではないかと。


「①レベル上げをせずに進めていく」という人は、
まだ能力・スキルが未熟だと感じていても
とりあえず挑戦を試みることができる人。

「②レベル上げをしてから進めていく」という人は、
能力・スキルが十分だと思ってから、
挑戦を試みることができる人。


どちらが良いとか悪いというのはなく、
どちらも良いところもあれば、悪いところもあります。


プレイスタイルから考える「挑戦」と「安定」

ドラクエをやるときに
「①レベル上げをせずに進めていく」という挑戦タイプの人は
全滅することを恐れず、仮に全滅するくらい危なくなってから考える、
というプレイスタイルのため、比較的早くクリアすることができます。

「考える」とか「戦略を練る」というのがとても大切で、
レベルが低いと当然ゴリ押しはできないため、
ある程度、頭を使って戦わないといけません。

頭を使わないと、
ボスにあっけなくやられてしまいますから。

ボスにあっけなくやられたことで、
負けた戦闘を分析して戦略を練るか、
それとも、分析を行わずに「いつか勝てるだろう」と思って、
無謀に突っ込むか。

これを仕事で考えると、
分析をする人は「仕事ができる人」と
言われていることが多いように感じるんですよね。

失敗から学ぶことができるし、
何が問題で、何が解決策かをきちんと考えられるような
問題解決思考が優れているということだと思いますから。


「②レベル上げをしてから進めていく」という安定タイプの人は、
レベルが高くなっているから、
戦略とか特に考えなくても、能力だけでゴリ押しできます。

「地に足をつける」とか、
「石橋を叩いて渡る」とか、
そんな感じですかね。

仕事で言えば、
「基礎の反復」により、
特に考えなくてもできるくらいになった状態、
といったところでしょうか。


どちらが良いとか悪いというのはないんですが、
ここまでの書き方からして、
「①レベル上げをせずに進めていく」を推したいんだろうな、
というのは、なんとなく伝わるのではないかと思います。

その理由はやはり、
「頭を使ってプレイできるから」
です。

「②レベル上げをしてから進めていく」だと、
ドラクエであれば、
なんだかんだでゴリ押しでいけちゃいますからね。


で、さきほど、
「①レベル上げをせずに進めていく」というタイプを
さらに2種類に分けました。

それが

  1. 進めるならどんどん進む、クリア目的タイプ

  2. どれだけ短い時間か、どれだけ低レベルかを意識する記録目的タイプ

という2つです。


記録に挑戦するプレイヤーたち

「進めるならどんどん進む、クリア目的タイプ」でも、
勝てなくなってきたら、戦い方を変えたりなど、
あれこれ考えるんですが、

「どれだけ短い時間か、どれだけ低レベルかを意識する記録目的タイプ」
の人は、めちゃめちゃ研究、分析しています。

例えば、
「RTA(Real Time Attack:リアルタイムアタック)」という
「いかに短い時間でクリアするか」という言葉について書きましたが、
その人がどういうことをしているのかは
以下の動画を観ればわかるかと思います。


【全編】ドラクエ3 ゆっくり解説付きRTA

この動画では
ドラクエ3を2時間47分でクリアしています。

エンディング・スタッフロール含めて
2時間47分37秒ですよ?

ドラクエ3をやったことがある人なら、
いやいやいや…って思うのではないでしょうか?

ちなみにスマホ版の世界記録保持者は
2時間04分50秒だそうです。

ドラクエ3のRTAをやっている人は結構いて、
とりあえず3時間を切ることを目標にやるんだとか。

最初にやった人はどんだけ研究したんだろ…
とか思ってしまうのです。

3時間だとカンダタは…倒せているかな?
ピラミッドまでで3時間は厳しい気がするなぁ…という感覚。

だから、
3時間以内でクリア、
ましてや2時間ちょいでクリアとか、
個人的には異次元なのです。


記録と言えばもうひとつ。

以下は、低レベルクリアの動画です。

[DQ3]伝説級のテクニック!衝撃過ぎるほど弱い勇者一行で闇ゾーマを撃破してみた(平均Lv8.75) 【ライラのレトロゲームCH】

闇ゾーマを平均LV8.75で倒してます。

Lv8.75って…

しかも、闇ゾーマ。

調べてみたらLV70前後のパーティーでも
「倒せない…」って嘆いているのを見たのですが…。

それをLV8.75で撃破って…

ほんと色々考え、
めちゃめちゃ試したんだろうなぁと。

ちなみに動画を観てもらえればわかるかと思いますが、
リセット回数は1万回超えているだろう、と。

それでもやり続けたことがすごい…

というか、
このレベルで達成できると信じてやり続けたことがすごい。

普通であれば、
「このレベルじゃやっぱダメなんだ!」
となるでしょうから。

きっと研究・分析の結果、
「いずれ勝てる」という確信があったんでしょうね。

そのくらいの情熱や忍耐力を
別のことにも使うことができれば、
何でもうまくいくだろうな、と思ってしまうのです。


こういった研究・分析・試行錯誤って
「②レベル上げをしてから進めていく」という人は
まずやらないことだと思うんですよね。

いや、動画のようなレベルのことは
ほぼほぼの人はやらないでしょうけど


パターン把握という意味では、
ドラクエ5のドロップのパターンを把握するために
Excelにまとめている人もいました。

ドロップ率無視のメタルキングよろい入手方法がえぐい!超レアアイテム枠降格危機!!【ドラクエ5】【ドラクエ スマホ】

こういう動画を観ると、
研究・分析して結果を出す人はすごいな、
と思ってしまうのです。

そして、こういうのは
"とりあえずやってみる"といった「挑戦」する人だからこそ、
できるのではないかと思うのです。

そういった意味でも
「①レベル上げをせずに進めていく」といった、
"とりあえずやってみる"といった「挑戦」的なプレイスタイルを
していってもいいのかなと。


ドラクエというゲームの世界から現実世界へ

以下の記事でも書きましたが、
RPGというのは「ロールプレイングゲーム」なのです。

僕たちがキャラを演じて楽しむゲームです。

だからこそ、
まずはゲームの中で「挑戦するスタイル」を試し、
そして、徐々に現実世界の自分もそのようになっていく。

そういう自分の変え方もありなんじゃないかな、
と個人的には思うのです。


ドラクエはよくFF(ファイナルファンタジー)と比較されますが、
真逆なところが結構多いんですよね。

そもそも、ドラクエというのは、
「主人公=自分自身」だけれども、
FFは「主人公=物語の主人公」なわけです。

だから、FFの主人公は話すけれど、
ドラクエの主人公は一言も話しません。

選択肢も「はい」と「いいえ」しかありません。

ドラクエの主人公は
プレイヤー自身なのですから。

なので、ドラクエの主人公は
自分で名前を決めますよね?


ドラクエの主人公は自分自身。

だからこそ、
ドラクエの主人公だという意識で
現実世界でもそう振る舞ってみるのは
ありなのではないかと思うのです。


ドラクエのプレイスタイルを
「挑戦」と「安定」に分けてみましたが、
どちらのプレイスタイルが良い悪いではなく、
それぞれに良さがあり、どちらを選ぶかはプレイヤー次第です。

「挑戦」の方が学べることが多いのではないかと思いますが、
そもそもドラクエは娯楽ですから。

必ずしもドラクエから学ぼうとする必要はないと思います。

ですが、もしドラクエから学びを得たいのであれば、
「挑戦」というプレイスタイルを試してみませんか?


レベル上げをせずに進める「挑戦」タイプのプレイスタイルは、
全滅の恐怖と隣り合わせですが、
戦略や工夫を凝らすことで、ゲームクリアへの近道となることもあります。

一方、レベルを上げてから進む「安定」タイプのプレイは、
安心してゲームを進められますが、
思考停止に陥ってしまう可能性があります。

これはドラクエの世界でも
現実世界でも変わりません。


ドラクエの世界は、
現実世界にも通じるものがあると思うんです。

失敗を恐れずに挑戦することで、
成長や新たな発見があるかもしれません。

一方、安定を求めることで、
着実な前進や心の平安をもたらしてくれるかもしれません。

なので、どちらが良い悪い、というのはありません。

どちらを選ぶかは、
状況や価値観によって異なります。

ですが、時には
ドラクエの主人公のように、
勇気を持って「挑戦」してみることで、
新しい世界が見えてくるかもしれません。


ゲームから学ぼうと思えば、
ゲームは単なる娯楽ではなくなります。

僕たちに自身を見つめ直す
貴重な機会を与えてくれる存在となってくれるのです。

だからといって、
「ゲームおすすめだよ!」と言いたいわけではありません。

言いたいわけではないのですが、
最近疲れて、にっちもさっちもいかなくなった場合は、
ゲームを楽しみながら、ゲームから学ぶ、というのも
ありなのではないか、と個人的には思うのです。

「ゲームから学ぶ」
それも一つの「挑戦」だと思いますから。

仕事や勉強だけでなく、
日常生活や娯楽など、
どんなことからでも学びを得ちゃいましょう!


それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました!


第1話:【ドラクエ3】勇者から学ぶ仲間集めの秘訣
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