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ビジネス英語と日常英語の違いとは?ビジネス英語を最も効率的に身につける方法
海外・外資系への転職専門の英会話コーチ
小林優也です。
「英語を本格的に学びたいけど、
日常英語とビジネス英語って
何が違うの?どっちからやるべき?」
そんな風に悩む方は少なくありません。
そこで今回は海外・外資系への転職専門の
英会話コーチとしてフィリピン人
講師たちと英会話スクールを経営しながら
多くの英語学習をサポートしてきた経験から
ビジネス英語と日常英語の違いについて
解説していきたいと思います。
この記事を読めば2つの違いが明確になり、
どちらから学ぶべきかが明確になります。
英語を使った仕事を目指している方や、
海外赴任・外資系転職を考えている方は
ぜひ参考にしてみてください。
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1. そもそも日常英語とビジネス英語ってなに?
まずは具体的な日常英語と
ビジネス英語の違いを解説する前に
それぞれの定義を明確にしておきましょう。
1. 日常英語とは?
日常英語は文字通りネイティブが
日常的な会話に使う英語のことです。
旅行や友人との雑談、趣味の話、
SNSでの交流などプライベートな
シーンで使われることが多いです。
特徴として略語やスラングが多く、
文法ミスにもある程度寛容で、
ニュアンス重視のカジュアルな
コミュニケーションです。
2. ビジネス英語とは?
一方でビジネス英語は企業の会議や
ビジネスメール、プレゼンテーション、
商談や交渉などビジネスの場面で
使われる英語のことをいいます。
特徴として誤解を招かない正確な言葉遣いと
フォーマルな文体が基本になります。
小さなミスが大きなトラブルにならないよう
専門用語や丁寧表現を使って慎重に話されます。
2. 使用シーンと目的の違い
ビジネス英語と日常英語の違い1つ目は
使用シーンと目的の違いです。
日常英語の場合は旅行中に店員と話したり、
友人とメッセージのやり取りをしたり、
SNSで軽いコメントをしたりなど
日常のフレンドリーなコミュニケーションによって
気軽な雑談や感情表現で人間関係を
深める目的で使用されます。
一方でビジネス英語では 「納期交渉」
「クライアントへのプレゼン」
「上司・部下間の指示・報告」
「国際会議での意見交換」などの
ビジネスシーンで使用され、
仕事上のミスや誤解を減らし、
業務を効率よく進める目的に使用されます。
日常英語はスラングや地域特有の表現がありますが、
ビジネス英語はネイティブだけではなく、
第二言語として英語を話す様々な文化や背景を
持つ国の人々がグローバルな環境でスムーズに
コミュニケーションを取るために使われています。
3. 語彙と表現の違い
2つ目のビジネス英語と日常英語の違いは
語彙と表現の違いです。
日常会話の語彙や表現の特徴は
“Wanna / Gonna / Kinda,”
“What’s up?” “No worries,”
のような口語的でカジュアルな表現や
スラングがよく使用されます。
ビジネス英語の語彙や表現の特徴は
“Could you please confirm…?”
“I look forward to your reply.”
“draft agreement,” “deadline,” など
丁寧表現と専門用語を多用します。
一つ例文をご紹介すると日常英語では
“Did you get the report?”と表現する所を
ビジネス英語では”Did you receive the report?”
と表現します。
この違いはなにかというと"get"という
言葉の曖昧さが関係しています。
この文章はレポートを受け取ったかを尋ねる文ですが、
"get"には他にも「理解する」
「入手する」「確認する」など
様々な意味で解釈が可能です。
ビジネスシーンではそういった曖昧さをなくすために
"receive(受け取る)"と明確に表現します。
4. 文体やトーンの違い
ビジネス英語と日常英語の違いの3つ目は
メッセージをやり取りする時の
文体やトーンの違いです。
日常英語は絵文字やスタンプ、
短い文章もOKでラフで感情的な
文章が特徴です。
“Hey, that’s awesome!”
“Sounds great!” など
カジュアルに表現されます。
一方でビジネス英語の場合は
フォーマルかセミフォーマルで
丁寧で誤解の少ない言い回しが
使用されます。
“Thank you for your cooperation.”
“Sincerely,” “Best regards,”など、
定型表現を使用してやり取りが行われます。
このあたりは日本語の手紙と
チャットの違いみたいな感じですね。
5. マインドセット・文化的背景の違い
ビジネス英語と日常英語の違い5つ目は
マインドセット・文化的背景の違いです。
日常会話は親睦や楽しさを重視し、
多少のミスや言葉足らずでも
意図は汲み取ってもらえるため、
JokesやスラングもOKです。
相手との距離を縮める
カジュアルな表現が好まれます。
一方でビジネス会話の場合は
相手の立場や文化を踏まえた
配慮が求められるため、
曖昧さや軽いジョークは
逆効果になるケースもあります。
ビジネス英語の場合は
仕事を円滑に進める、
誤解やミスを防ぐという
マインドセットが欠かせません。
6. ビジネス英語を身につける4つのメリット
ここまではビジネス英語と日常英語の
具体的な違いについて説明してきました。
ここからはビジネス英語を身につける
メリットについて解説していきたいと思います。
1.キャリアアップ・転職で有利になる
ビジネス英語はグローバルビジネスシーンで
共通言語として使われるため外資系企業や
海外現地法人で働くチャンスが広がります。
給料の高いグローバル企業に
転職することができれば、
年収アップやポジションアップを
狙いやすくなります。
2.情報源が増え、グローバル視野が得られる
海外のビジネスニュースや専門書は
ビジネス表現が多く使用されています。
ビジネス英語を身につけることでそういった
情報をストレスなく直接読むことができるので、
最新の動向やトレンドをいち早くキャッチし
仕事に反映することができます。
3.仕事の効率アップ&リーダーシップ発揮
ビジネス英語を介して海外支社やクライアントと
通訳やサポートを介さずにダイレクトに
コミュニケーションが取れるので
スピーディーな意思決定が可能になります。
英語での会議やプレゼンに
積極的に参加することで存在感や
リーダーシップを示すことができます。
4.自信がついて海外出張や国際会議でアクティブになれる
ビジネス英語が身につくと英語での交渉や
発表を恐れる必要がなくなるため、
積極的に海外出張や国際会議に参加できます。
そういった積極的な姿勢によって
周囲からの信頼度が増してさらに大きな
プロジェクトを任されるなどの
好循環を生むことが可能です。
7.ビジネス英語と日常英語どちらを先に学ぶべき?
ゆくゆくはビジネスで英語を
使うことも考えているけど、
今すぐに必要というわけではない。
ビジネス英語は難しそうだから
やっぱり日常英語を先に学ぶべき?
英語を学ばれている方の中には
そんな疑問を持っている方も
多いと思います。
ビジネス英会話が先か日常英会話が先か
いろんな意見がありますが、
まずは今が基礎的なレベルなのであれば、
日常英語の基礎(文法・リスニング・単語)を
身につけた上でビジネス用フレーズや
専門用語を拡張する流れがおすすめです。
理由としては日常英語がある程度できていないと、
仕事の場でも基本的な会話がぎこちなくなり、
信頼関係を築くのが難しくなるからです。
また、学習習慣が身についていない間に
難しい単語や表現を学んでしまうと
英語が難しく感じてモチベーションが
下がる可能性があります。
また、ビジネスにすごく興味が
ある場合はいいのですが、
ビジネス的な表現にあまり興味が持てない場合は
英語を学ぶことが楽しく感じなくなって
継続が難しくなる可能性もあります。
スモールトークや基本的文法をマスターすると
ビジネス文書や会議で出てくる表現が
スムーズに頭に入ってきます。
日常英語→ビジネス英語のステップを踏むと、
会議の冒頭や雑談タイムでも自然に会話が弾み、
相手との関係性を築きやすいメリットも。
なので、基本的には自分が興味を持てそうな
範囲の日常英語を学びながら基礎を固めて、
その後にビジネス英語を学ぶのがおすすめです。
とはいえ、 すでに仕事で英語が必須の場合や
ビジネスの場で英語を使う機会がある場合は
ビジネス英語を優先的に学習するものありです。
ビジネス英語の習得が急務なのであれば、
英会話スクールわ英語コーチングを
活用して集中的に学習するのがおすすめです。
とりあえず、会議の議題を進めるフレーズを学ぶ
ビジネスメールの定型文をマスターするなど
最低限のフォーマルな表現や用語から
学ぶなど必要性が高いものから習得しましょう。
仕事で成果を出したいなら日常英語を後回しして
ビジネス英語に集中投下して学ぶのが効果的です。
8. ビジネス英語を身につけるためのステップ
ここからはビジネス英語を身につけるための
効果的なステップをご紹介します。
1.日常英語の基礎固め
まずは中学文法や基礎単語をインプットしながら
基本のリスニング力を養って会話の土台を築きましょう。
2.ビジネスフレーズや用語を集中的に学ぶ
基礎がある程度できてきたら
ビジネスで頻繁に使用される単語や言い回し、
業界専門用語などを学びましょう。
あわせてメール文例集、
会議の進行フレーズなど
実際のビジネスシーンで使用される
英語もインプットします。
3.フォーマルな文体・マナーを習得
“Dear Mr.…” “Sincerely,”
“I appreciate your cooperation” など
ビジネスシーンで頻繁に使用される
定型を習得して使いこなす練習をします。
4.実践の場を確保
英語コーチングやオンライン英会話で、
学んだこと駆使しながらプレゼンや面接、
会議のロールプレイを行い場数を踏んで
ビジネス英語を使えるレベルまで
習得していきましょう。
5.フィードバックと修正
ビジネスでもスポーツでも成長には
適切なフィードバックと修正は必要不可欠です。
同じように英語も効率的に
伸ばすのであれば、
自分を外側から客観的にみて
フィードバックしてくれる
存在が重要になってきます。
ある大学の研究結果によると
独学で行う学習と専門家のサポートを
受けながら行う学習では3.8倍も
習得効率に差がでると言われています。
なので、しっかりと添削して
フィードバックをもらう
環境を整えてください。
9. まとめ
日常英語とビジネス英語は、
語彙や文体だけでなく目的や
マインドセットも大きく違います。
気楽なコミュニケーション
重視の日常英語に対し、
ビジネス英語は誤解を防ぎ、
仕事の成果を上げるための
英語力が求められます。
学ぶ優先度としてはまずは
日常英語の基盤を固めてから、
ビジネス特有の表現や専門語彙を
追加していくのがおすすめです。
一方ですぐビジネス英語が必要なら、
コーチングや集中講座で仕事のシーンに
照準を合わせる方法もありです。
ビジネス英語は一見難しく
感じるかもしれませんが、
基本的な文法や単語、発音などは
共通する部分も多いですし、
習得するメリットは非常に大きいです。
ビジネス英語を身につければ、
海外とのやりとりが一気に楽になり、
キャリアの可能性も大きく広がります。
ぜひ、あなたの目標や仕事に合わせて、
効果的な学習をスタートしてみてください。
もし、英語を伸ばす上でのお悩みがあれば
いつでも気軽にご相談ください。
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