BBCの記事紹介「タイ人シェフが推薦する、バンコクのパッタイ」

屋台のおばさんが、大きな北京鍋を強火であおりながら、あっという間につくってくれるタイの麺料理「パッタイ」。

炒めた米麺に、もやしやえび、卵をのせた、タイならどこにでもある料理で、これを食べないことには、なんとなくタイに来た感じがしない一品だ。

首都バンコクは、中国南部の潮州出身の移民が多いところで、このパッタイも中国にルーツがある。

BBCの記事（2024年9月25日）で新しく知ったのは、パッタイがタイに広まった背景に、第3代・第11代の首相を務めたプレーク・ピブーンソンクラームのキャンペーンがあったこと。

そこでピブーンは、経済的で腹もちがよく、栄養価の高い食事として安価な中国米麺に着目し、「麺はあなたの昼食」キャンペーンを全国的に展開し、米麺をよりタイらしい料理にするよう料理人を奨励した。

Here's where Asia's best female chef goes for pad Thai in Bangkok

2024年度の「アジアの最優秀女性シェフ」に選ばれたタイ人シェフ、パム・ピチャヤ・スントゥルニャキージさんが、バンコクの４店を紹介している。

・Thipsamai
https://thipsamai.com/

・Mai Rai
Instagram: @mayraibkk

・Pad Thai Ratchawong
136 Ratchawong Rd, Chakkrawat, Samphanthawong

・Pad Thai Fai Ta Lu
facebook.com/padThaifaitalu

それぞれの店の経営者やパッタイの特徴が書いてあり、読んでいると、ぜひともパッタイが食べたくなること請け合い。

ああ、食べタイ。

Here's where Asia's best female chef goes for pad Thai in Bangkok, BBC, 25 September 2024