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重度重複障害の児童生徒も楽しめる!指や手の動きを引き出すiPadアプリ5選

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〜2月11日 08:30

はじめに

こんばんは!年末年始ボケの中、なんとか一週間を乗り切りました。そして嬉しい3連休!初日の今日は、次女が4月から小学生になるので、ニトリに勉強机を買いに行きました。最近の机は自分が使っていた頃と比べて驚くほどオシャレで、パソコンやタブレットの収納まであってびっくり!羨ましい限りです(笑)。
ちなみに、今は一人でグランメゾンを観に来ています(笑)。今日の夜は私がおひとり様タイム!明日は夫。そして最終日はみんなで夜を楽しむような時間の過ごし方になっています😉

さて、今回の記事は、 私にとって初めての6000文字の記事 となっています!内容は、 アプリを通じて楽しい体験をすることで、指や手などの動きを引き出す 活動をテーマにしています。そんな活動を支えるのが、 簡単な操作で楽しめるiPadアプリ です。

今回ご紹介するのは、 特別支援教育の現場で活用できる、指や手の動きを引き出すiPadアプリ5選 。どれも触れるだけで反応が得られる簡単な操作性や、生徒の興味を引きやすい仕掛けが盛り込まれています。これらのアプリは、私が10年間特別支援学校の現場でICT機器の活用を研究し、周りの先生方の協力を得ながら作り上げてきた実践に基づくものです。

さらに、この記事では、 実際に授業でどのように活用しているのかイメージしやすいよう、具体的な授業略案もご用意 しました。どれも、実際に私が授業で行い、生徒たちと一緒に楽しみながら取り組んだものです。

この記事が、 特別支援学校の先生や保護者の方々にとって、授業のヒントやアイデア となり、3連休明けの授業にも役立てていただければ嬉しいです!ぜひ最後までお楽しみください。


おすすめのアプリ5選について


1. ゆびつむぎ


画面に触れると、動物たちが動いたり鳴いたりする楽しいアプリです。
「タッチすると変化が起こる」という因果関係を学ぶのにぴったり!

学習のポイント

  • 指や手を使うことで画面に変化が現れ、動作を引き出す効果が期待できます。

  • 視線を画面に向ける訓練や座位の安定練習としても活用可能です。

使い方

1.アプリを開くと、絵本の世界を選ぶことができます。

人気は森の仲間たちと海の生き物です!

2.画面をタッチすると動物たちが動いたり、鳴き声を発します。

はじめは動物たちが少ないですが、画面に触れていくと


実際の操作している様子の動画はこちら↓


2. キラキラお絵かき


カラフルなペンと音で視覚・聴覚を刺激するお絵かきアプリです。

学習のポイント

  • 手や指を使った操作の練習として効果的。

  • 自分の絵が画面に映し出される達成感が自己肯定感を育てます。

使い方

1.画面をタッチしながら描きたいものを自由に描いていきます。


2.○や◻︎などを選ぶとスタンプを押すこともできます。

3.描いている間に音が流れ、視覚と聴覚が同時に楽しめます。

実際の操作している様子の動画はこちら↓


3. Xylophone


画面に表示されるカラフルな鉄琴をタッチするだけで音が出るアプリです。

学習のポイント

  • 指の動きを通じて、楽器演奏の楽しさを体験できます。

  • 音と色の協応を学ぶことで、視覚・聴覚の連動が促されます。

使い方

1.アプリを開くとカラフルな鉄琴が画面に表示されます。

2.鍵盤をタッチするだけで音が鳴ります。さらに録音もできます!

実際の操作している様子の動画はこちら↓


4. たっち色


画面をタッチするだけでキャンバスに色を塗るアプリです。
「ペチャ」っという音と共に塗ることができる感覚遊びアプリ。

学習のポイント

  • 視覚と聴覚の刺激:色が変化したり音が鳴ることで、生徒の興味を引きつけ、感覚統合を促進します。

  • 手や指の動きを引き出す:触れるだけで変化が楽しめるため、手や指を動かすきっかけづくりに最適です。

  • 成功体験による自信の向上:操作が簡単で反応が得られやすく、生徒に達成感を与えます。

使い方

1.アプリを開くと、画面全体に色を塗るような描画スペースが表示されます。

2.画面をタッチするたびにランダムな色が広がり、同時に「ペチャ」という音が鳴ります。

3.生徒が自由に画面をタッチして、色や音の変化を楽しみます。

重ねるとこんなに素敵な作品になります!

実際の操作している様子の動画はこちら↓


5. OhayashiSensei


お囃子の楽器を触れるだけで演奏できるアプリです。

学習のポイント

  • 日本の伝統文化に親しむ活動として、音楽や行事にぴったり。

  • 手や指の動きを使った音楽活動でリズム感を養います。

使い方

1.アプリを開いて楽器を選びます(太鼓、笛など)。

2.楽器のアイコンをタッチすると、それぞれの音が鳴ります。

yanなどをタップすると歌舞伎の時の掛け声も流すことができます笑
児童生徒も大爆笑です!
笛は触るアイコンが決まっているので、太鼓と比べて高度です。

3.複数の楽器を使い、リズムを作ったりセッションに活用します。

実際の操作している様子の動画はこちら↓


「ゆびつむぎ」 の授業例を特別に無料で公開します!

ここまではそれぞれのアプリの紹介をしてきました。
ここからは
紹介した5つのアプリを使って実際にどのような授業を行なっているのか を具体的にご紹介します。


授業の流れや指導のポイントを詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、Wordのデータをダウンロードできますので、ぜひそれぞれの学校の書式に合わせて使ってください!

ゆびつむぎを使った授業について(無料)


肢体不自由教育部門小学部○年 自立活動指導略案

単元名
「視線が動く!体も動く!ゆびつむぎで新しい挑戦」

単元目標
・動物の動きや効果音を通じて、児童生徒の視線を画面に注目させ、iPadへの興味を持たせる。
・iPadを操作する中で、指や手を動かすきっかけを作り、身体の動きを引き出す。
・テレビに映し出したiPadの映像を活用し、視線を前方に向けることで、安定した座位姿勢に取り組む。

準備物
iPad、ゆびつむぎ、テレビ、Apple TV(ない場合はH D M Iとライトニング) 机、床になる場合はクッションやマット

時程

ゆびつむぎを使った授業の略案のデータ


続きが気になる方へ!


後半では、 タッチ色やキラキラお絵かきやXylophone、OhayashiSensei など、他のアプリを使った具体的な授業例を多数ご紹介!それぞれ 授業略案付き で、現場ですぐに活用できる内容です。
ぜひ続きをご覧ください!

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1月28日 08:30 〜 2月11日 08:30

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