「生活を豊かにソーイング」2024を振り返る
こんにちは。ぐうぽんです。
6年生のトートバッグ製作も先日終わりましたので、指導を振り返ろうと思います。
ガイダンス
まず、紙を使ったふくろを作る活動を通して、ふくろの形や大きさ、構造を理解します。
そしてふくろを作る上で「ゆとり」の重要性に気づかせます。
実際児童の活動の中には、実用性を考えたふくろを作成する子もいて、ふくろ作りへの意欲を高めました。
製作計画
次に、実際作るふくろの製作計画を考えました。
中に入れる物の大きさからゆとり、ぬいしろ等を加えて布の大きさを決めていきます。
今年も教材キットなので、おおよその形は決まっているので、児童にはポケットやワッペン等差別化を図るトートバッグの計画を立ててもらいました。
製作説明に書画カメラは必需品
計画を決めたら、いよいよ製作です。
今回も教材キットを購入し、それに沿って製作していきました。
型紙もなく、既に大きさが決まっている布なので、とても効率的で作業工程も少なくできます。
とはいえ、児童の中にはポケットをつけたい、底(マチ)をつけたいなど様々な意見があるので、それぞれの道筋をフローチャートにして提示。
全体的な製作説明は書画カメラを用いて、まち針打ちなどの細かい作業はこちらで提示しながら説明したので、間違えが少なく進められました。
家庭科での書画カメラは必需品です。ぜひ活用してみてください。
プレテストはKahoot!
2学期は、Kahoot!を使う。
これを目標に取り組んでいます。
特にテスト対策として、これまでGoogleフォームや紙で行っていたプレテストをKahoot!に変更。問題もテストに準じた内容で作りました。
キットでは型紙を使わないなど、どうしても全ての内容を実技では賄えません。なのでここで補填して「聞いてない」「やってない」の嵐を避ける意味もありますが(笑)、児童はノリノリでトライし、理解を深めました。
次年度に向けて
今回は昨年の経験を生かしつつ、Kahoot!という新たなツールも使って滞りなく指導、活動することができました。
唯一困りがあるとしたらマチ作りでしたが、こちらは教材キットに動画があったので簡単に指導できました。これには感謝感謝です。
課題としては、まずテストと活動が乖離しているので、型紙を使った場合などの知識を身につけるプレテストの必要性は感じました。これは次年度も行いたいと思います。
他にも手順をミスしてしまい、ポケットをつける児童には余計な手間をかけてしまいました。
わきをぬう前にポケットをつけるよう、次年度は製作手順を正しく伝えられるようにしたいと思いました。
また製作計画をICTで行う方法も知りましたので、次年度はもっとタブレットを活用した内容でいってみたいです。
この活動を通して、児童の製作意欲はより一層高まり、感想でも「なんでも買うのではなく自分で作ってみる」「ポーチやリュックに挑戦したい」などが多数寄せられました。
また担任の先生からも「こんなキレイに作ってもらいありがとうございました!」と言ってもらえました。
自分としては、ナップザック製作ができるよう学びたいとは思っています。次年度も児童が「楽しかった!」と思えるふくろ作りにトライしたいと思います。