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ごはんがおいしいということ

突然だが私には、「食生活の基本」がある。
過去に毎日更新していた「24歳、何を食う」でも触れていると思うが、ここで再び書き出してみることにする。
※気になった方は↓を是非読んでみてほしい。

下記の基本ルールをゆるゆると守りながら、日々の食事を楽しむというのが、私のやり方である。

①摂取する糖質・脂質量に気をつける
②食品添加物に気を遣う
③白砂糖、小麦、乳製品は控えめに
④夜は主食(米、パンなど)無しか、控えめに
⑤たんぱく質やビタミンをきちんと摂る

※あくまでこのルールは「私が」今までの経験に基づいて実行しているものになる。
だから、日中の運動量が多い人は夜も主食を食べた方が良いと思うし、小麦や乳製品を食べても胃腸の調子に問題がない人は、頻繁に食べても問題無いと考えている。

他にも野菜をたっぷりと食べるとか、気持ちのいい満腹感のところで箸を置くとか、ゆっくりよく噛んで食べるなどがあるが、特に気をつけているのがこの5つだ。
20代前半のうちに2度もコレステロール値で引っかかった私は、食生活をその都度見直してきた。
そして、辿り着いたのが今なのである。
普段は、朝は納豆ごはんと具沢山な味噌汁を食べ、昼は手作りのヘルシー弁当、夜はたんぱく質を意識した野菜たっぷりのサラダやスープを食べている。
自分で見つけたこの食生活を続けていて、本当に調子が良いと感じる。
「24歳、何を食う」を毎日更新し、その集大成として、内科で採血をした。
そして見事正常値に戻っていた私は、今回このルールを少し緩めることにしたのだ。
今までは10割中10割、しっかりと守っていたのを、8割守れたらオッケー!というところまで緩めることにしてみた。
それで、これから体調がどう変わるのかは、長い目でゆっくりと観察していきたい。
最近は、他の記事にも書いた通りケーキも食べるし、人と外食しに行くこともある。
カレーも適度におかわりするし、料理にバターを使うことも解禁した。
そして人と外食する時は、基本的に何を食べてもいいことにしている。
どうしても食べたくないもの(マック、添加物まみれの菓子パン、質の悪い油を使っているであろう揚げ物等々)は断るようにしている。
しかし私の周りにいる人たちは割と健康意識が高かったり、事情を話すと私に合わせてくれたりするので、ありがたい限りである。
しかしルールに縛られすぎると、人生が楽しくなくなってしまう。
私たちは、健康になるためだけに生きているわけではないからだ。
とはいえ脂質異常症と診断された時、コレステロール値が高かった時は、やっぱりある程度キツめのはルールを設けるべきだと思う。
けれど、数値が正常(の中でも低い方)に戻った今、食の楽しみ方を改めて考え直してみた。
食後のデザートは別腹、と言ってケーキを食べたいし、パン屋さんのパンだって食べたい。
夜、背徳的な時間にお酒やスイーツを食べたいし、何も気にせず外食だってしたい。
しかしそれをするならば、普段の食事は健康に気を遣うべきだと、あくまで私は、そう考える。
摂生するときはする、食べる時は食べるというふうにメリハリをつけることで、ほぼストレス無く、健康維持できるようになってきた。
そういう意味でも、約1ヶ月自炊記録を投稿したことは、とても大きな出来事であった。
やり遂げられて嬉しかったし、食事が身体を作るのだということが、身をもって実感できた。
だからこれからも、基本ルールをほどよく守りながら、私なりに楽しい食生活を送っていけたらいいなと思っている。


今日は休日。
朝から掃除をし、その後はバスに乗ってお世話になった人に会いに行き、会話を楽しんだ。
ちなみに朝に掃除を済ませると、清々しいし、帰宅後の自分が楽になるので良い。
さらに無印と食品雑貨屋、パン屋に寄って帰宅した。
無印ではスキンケア用品を、食料雑貨屋ではグルテンフリーのパスタを購入。
今日行ったパン屋は、私のお気に入りのお店である。
北海道産小麦を使用し、白砂糖とマーガリンを使わない、無添加のパンを焼いているところ。
大好きなあんバターサンドと、ハード系のパンが今私の中でアツいので、カンパーニュっぽいくるみとレーズンの丸パンを購入した。

丸パンは顎が鍛えられる系のハードさで、外はカリカリ、中はもっちりとしていた。
香りもよく、小麦の香ばしさにくるみとレーズンの味と食感がアクセントとなり、最高に美味しかった。
あんバターサンドは言わずもがな、美味しい。
実はもう3回くらいリピートしてしまっている。
柔らかいパンに甘すぎない餡子、塩っけの効いたバターが素晴らしい。拍手喝采。
皆んなにお裾分けして回りたいくらい美味しい。
パンだけだと栄養が偏るので、たっぷりのブロッコリーときのこと、食塩不使用ノンオイルのツナで、カレー風味のサラダを作って食べた。
飲み物はパンに合いそうなルイボスティー。


夜は、母と遅めの就職祝いと、早めの(早すぎる)クリスマスパーティー的なことをした。
来週、母と友達と3人でホテルビュッフェに行く予定だからその時に祝えば良いのに、それはまた別ということで!みたいな都合の良さで外食する。
転職したことで母となかなか休みが合わなくなったので、一緒に外食するのは実はかなり久しぶりだし、クリスマスや年末年始は私が仕事で忙しいのだから、少しくらい贅沢が続いてもいいだろう。
母が現役の看護師として働いていたころからあるという、スペイン料理屋さんへ。
予約した際に予算を伝えて、おまかせのコースにしてもらっていた。

私は昨日初めてワインを飲んだばかりだというのに、調子に乗って今日もグラスワインを頼む。
昨日は白だったので、軽めの赤をお願いしてみた。
思ったよりなみなみに注がれてきて、内心焦る。
母が頼んだサングリアのカップが可愛くて、しばらく眺めてしまった。
バケットとイカスミパン、バターが後からやってきて、そのあまりの美味しさに2人で感動した。

続いて、新鮮な野菜たちと、生ハム、チーズ、クラッカーのお皿がやってきた。
ピリ辛の味噌マヨのようなソースが、野菜にとても合う。
それにつられて、ワインも進んでしまう。
そして私は生ハムなんて殆ど食べたことがないので、興奮してしまった。
ついに私も、生ハムをつまみにワインを飲む大人になってしまったか、と。

大好物のであるサーモンのマリネが来た。
まさかコースの中でサーモンが食べられるだなんて思っていなかったので、とても嬉しかった。
ドレッシングも絶妙に美味しく、無限に食べられそうなサラダであった。

そしてそして、牛タンの煮込みである。
柔らかい肉と、深みのあるスープが美味しすぎて、思わずスタンディングオベーションしたくなった。
これに赤ワインが合わないわけがない。
度数が高いはずなのにするする飲めてしまって、さらに焦る私。

お次は魚介のスープがやってきた。
貝の出汁がよく効いたスープで、ニンニクがゴロゴロ入っている。
明日のことは気にせずそのまま食べたり、バケットに浸したりして食べた。最高である。パワー!

このお店といったら、パエリアなのである。
コースに組み込まれているので量は少なめ、分け合ってちょうどいいくらいでありがたい。
エビ、貝、野菜、米、それぞれがそれぞれを高め合って、最高に美味しいパエリアが出来上がっている。
本当にほっぺたが落ちてしまうのではないかと思うくらい、感動する美味しさであった。

最後に、エビのアヒージョが来た。
この時点で私と母はバケットを食べ終えてしまっていて、これはミスったなと思いつつ、何にもつけずにそのままいただくことにした。
これがまた、ニンニクが効いていて(というか丸ごと入っていて)美味しい。
熱々で舌を火傷しそうになりつつも、エビの美味しさを噛みしめる。

美味しい料理、程よい量と絶妙な料理が来るタイミング、デザインの素敵な器、感じの良い接客と落ち着く雰囲気…全てが素晴らしいお店であった。
私も母も大満足にっこり笑顔で退店し、腹ごなしにてくてく歩いてバス停へ向かい、帰宅した。
5時半に予約していたので、帰宅してもまだ8時だった。
夜遅くまで食べないことで、寝る頃までにある程度消化できて、胃腸も休められる。
明日の朝食は軽めにして、昼はまた好きなものを作ろう。
今日もご飯が美味しくて、私は幸せである。

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