24歳、何を食う#12「空腹と寒さ」
人は、あまりにもお腹が空いた状態と、あまりにも寒い状態が続くと、犯罪に走ることすらあるらしい。
しかしながら「確かに」と納得した部分もある。
決して治安が良いとは言えないであろう大阪の西成というところで、ホームレスやお金が無くて困っている人に、1杯無料で、温かいうどんだったか蕎麦だったかを振る舞うお店があると聞いたことがある。
寒い季節、もう何日も温かいご飯が食べられていない…そんな状況が続いたら、まともな精神じゃいられないだろう。
温かい寝床と、温かいご飯、そして少しの人との繋がりがあれば、人はきっと救われる。
空腹と寒さは、侮れない。そう思った。
※「24歳、何を食う」とは、この歳にして「脂質異常症」と診断された私の約1ヶ月の食事と、日々の記録である。詳しくは#1へ。
さて、本日の食事記録に移ろう。
朝はいつもの、母特製の具沢山味噌汁と、私特製の納豆丼…ではあるのだが、今日は雑穀米120gを追加した。
朝食に米を食べるのと食べないのとでは、空腹を感じるまでにどれくらいの差があるのだろうと興味が湧いたからだ。
予想通り、米を食べた方が空腹を感じるまでそれなりの時間がかかった。
午前中ハードに動く予定がある時や、昼食が遅くなりそうな時は、朝控えめに米を食べるのも大いにありだと思った。
LDLコレステロール値の上昇は、糖質の摂りすぎによる影響も大いにあるようなので、調子に乗って食べ過ぎないように気をつけたい。
何か物足りなさを感じると思ったら、味噌汁に七味をかけるのを忘れていた。
昼のメインは、大好きな刺身にした。
魚は何でも好きだが、特に鰹とサーモンは大好物だ。
お買い得!と書かれているシールに購買意欲をそそられ、1種類にするはずが、まんまと2種類の刺身を購入。
鰹のたたきは肉厚で満足感があるし、サーモンは脂が乗っていてとても美味しかった。
副菜に、茹でもやしときのこのサラダと、きゅうりとわかめの酢の物も用意した。
今日はさっぱりとしたものが食べたい気分だったのかもしれない。
いつも朝に米を食べないのに今日は食べたので、昼はいつもより少し減らして120gにした。
夜は、「低糖質すぎるオールドファッション」を作った。
先日作ったばかりだが、好きなので良しとしてほしい。
揚げないし、ラカント使用だし、バターも乳製品も使っていない。
それなのに、このドーナツはとても美味しい。
頬張ると、おからの香ばしさが口いっぱいに広がるのだ。
無糖のココアパウダーとラカント、こめ油などの油をちょっとずつ混ぜれば、チョコファッションのようなコーティングも可能だ。
少し面倒なのと、プレーンでも充分すぎるほど美味しいので、今日はこのままいただくことにした。
お供はいつメンと化してきた素焼きのナッツと、ノンカフェインのごぼう茶。
明日から、お昼はお弁当生活となる。
何かと忙しくなって更新が遅めになったり、記事の内容が薄くなったりするかもしれない。
しかしnoteの更新は私の日々の楽しみの1つなので、遅くなっても、内容が薄くても、更新はしたいと思っている。
最近何かと出費が多い気がして、お弁当箱を新調するのはもう少し後にすることにした。
久しぶりにお弁当を作るので、早起きしなければならない面倒くささと、食べたいものを自由にいれるぞと楽しみな気持ちとが、半々くらいある。
朝と夜の冷え込みが顕著になってきて、10月ももう折り返しかと驚く。
あっという間に今年も終わってしまうのだろうなと、少し寂しくなった。
毎日温かいご飯を食べられていることに感謝して、1日1日を大切に生きていきたい。