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長野に住みたいお年頃【モーニング135日目】


東京の夏を避ける為、上高地の山小屋へ逃げ潜んで20日。

上高地はほぼ雨で山小屋のお手伝いもそこそこに、山小屋がお世話になってる松本は山形村の畑にお邪魔させてもらった。



トマトにリンゴ。
余るほどに作物に恵まれて
近しい人たちの間ではお金も発生せず
お裾分けという形で作物が
ブツブツ交換される。


持ちつ持たれつ。
山々の景色に見守られ

その恩恵すらも忘れるぐらい
山小屋の夕食に並ぶトマトやスイカやカボチャに野沢菜etc…

またか…
もうやめて…

というぐらい山小屋の連中もゲンナリするぐらい野菜や果物に困らない。


しかし東京でcafeなんぞやってると
大して美味しくもないミニトマトが
ワンパック数百円。

まあお野菜が高くて
悩みの種

今年のもぎたて初リンゴも丸かじり。

これが最高に贅沢な瞬間。


『味見したらその辺に捨てていいからね。一個も食べたらお腹膨れるから、畑の土んとこにポイと捨てなさい。

いい肥料になるんよー』

味見りんごを肥料にりんごを作る最高にキュートで笑顔が素敵なおばあさん。


新宿に帰ってきた時、蒸し暑さの中
花壇に置かれた氷結のロング缶が印象的で

また東京に住むのか…
と思った。

まあ東京も好きだが
蒸し暑いのは嫌いだ。


上高地では食べ飽きた作物を今年は箱にいっぱい詰めて送った。

玄米粥に自家製の梅干し
自分でもいだトマト
蒸しただけの甘いカボチャ
川で塩分を抜いた野沢菜を炊いたモノ
自家製唐辛子味噌
初リンゴのヨーグルト和え
にシナモンを振って

私の長野モーニングは完成。

本日限定10食です。

どうぞいらして


いつか間借りではない正式な自分のお店を持ちたい。 これまでに無い滋養と楽しさに満ちたモーニングで 他人様の朝を彩れる様になるまで、その全過程をnoteに残します。 面白かったらサポートして下さい。 貴方も世界でも稀なモーニングの当事者となって見届けて下さい。