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Oura Ringで見るレジリエンスの可視化と回復の重要性

 私は、Oura Ringを2020年から付け始め、現在でも、Gen3を使っています。最近追加されたレジリエンス機能を見て、回復に集中すべき時は、しっかりと回復しなければいけないと思えるようになったので、紹介します。

Ring本体は、センサに対し、iOSアプリは、分析ソフトです。iOSアプリの分析ソフトは、日々更新され、分析方法が洗練されていきます。

風邪の後の病み上がりで、どうも本調子ではないを可視化してくれる

 レジリエンス状態とは、日々のコンディションスコアの移動平均です。コンディションの低い状態が続くと、下がり、コンディションが高い状態が続くと上がります。簡単ですが、私にとっては新鮮でした。下図は、10/14(月)から17日まで風邪を引いていた私のレジリエンスです。

 風邪(ストレス)の後、病み上がり状態は、どうも本調子ではない(やや不足)。本人は、風邪が治ったのだから多少無理しても大丈夫(普通)と思ってしまうが・・・ 実際は、体は大きなストレスには耐えられない。

 特にマップ表記(下図)はわかりやすく、ストレスと回復が対になって表現されています。  

 回復とストレスの2軸があります。私の場合は、風邪を引くと、左上から徐々に右下に下がり、風邪が治ると、左下を経由して、左上に戻っていきます。

どの位置(状態)の時に、ストレスが加わると、身体がそのストレスを許容できる度合いが違うことが直感的に分かります。

 病み上がりは、すぐにストレスをかけず、回復を優先してレジリエンスを高めること。すると、ストレスに強くなり、結果的にレジリエンスの高い状態を維持しやすくなる。 自分の体が、いつなら多少無理していいのか?を測る指標や感覚は無く、無理しがちでした。だが、この理屈がわかれば、回復に集中すべき時は、しっかりと回復しなければいけないと思えるようになりました。

まとめると、「体調管理は、瞬時値ではなく、トレンド指標が使えるぞ!」

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Ichiro | ソフトウェアエンジニア
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