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ナナメ読みダイアリー

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見たもの、聞いたもの、読んだもの。その本来の趣旨とは違った視点から考えてみたことを書いています。
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記事一覧

「つながる/つながらない権利」と公平性・納得性のジレンマ

業務時間外に仕事の連絡を受けない「つながらない権利」への関心が高まる一方で、「つながりた…

「虎に翼」を見て、法律や理論の言葉と時代の感情の関係について考えた

「虎に翼」第10週「女の知恵は鼻の先?」で印象に残ったのは、怒り心頭の寅子が深呼吸で落ち着…

「虎に翼」の大演説を聞いて、「反逆の儀礼」を思い出した

NHKの朝ドラ「虎に翼」の第6週「女の一念、岩をも通す?」は、寅子の感動的な演説で幕を閉じた…

NHK「100カメ」のポケモン世界大会を見ていたら、グラットン「ワーク・シフト」を思い…

2023年にはじめて日本で開催された「ポケモン世界大会」に集まるいろんな人を描いたNHKの「100…

ジョブズのプレゼンは真似できる。でも、真似しないほうがいい(けっして真似してはい…

スティーブ・ジョブズのプレゼンは誰にでも真似できる、という記事を読んだ。 プレゼンテーシ…

ホモ・サピエンス・ジャパニカス 〜 ロボットが担う日本のジェンダー・家族・国家の未…

ドイチェ・ヴェレ(Deutsche Welle)というドイツの放送局のニュース番組を見ていたら、ジェニ…

空気を変えることばと経験を煮込むことば

先日の、中島崇学さんの「空気を変えるすごいひと言」を読んで考えたことのつづき(というか、そこから思い浮べた、まるきり別ものの話)。 「空気を変えるすごいひと言」を読み、その本の出版感謝会に出席した後でときどき思いかえしていることばがある。 それは、空気を変えることばの真反対の側にある。 いま・ここで起きていることにすばやく対応することばではなく、対話の場を離れ、いろんな経験を積んでいくなかで、そこに含まれる出汁がジワッと沁み出してくるようなことば。 いってみれば、経験

中島崇学さんの「空気を変えるすごいひと言」を読んで考えたこと

一ヶ月ほど前に共創アカデミー代表取締役の中島崇学(なかじまたかあき)さんと会った。 中島…

組織デザインは「適当」にやるのがいい!?

オルフェウス室内管弦楽団というオーケストラがある。 チェリストのジュリアン・ファイファー…

グロービス あすか会議 2023 (2023年7月1日〜7月2日)

グロービスのあすか会議にはじめて参加した。 あすか会議がどういうものかについては、ホーム…

「指はどこからはじまる?」の仕事論

ずいぶん長いこと放ったらかしにしていたので久しぶりに… * * * 先日、奥さんがこんな…

鬼ごっこのルールづくりに学ぶ、対話型組織開発の勘所

ちょっと前に読んで、とても面白いなと思ったnote記事がある。読み直してみたら、やっぱり面白…

「混乱を管理する」とは、混乱する自分のこころを管理すること 〜 日本赤十字社のYouT…

VUCAの時代とか、最近だと「パーマクライシス(長期にわたって不安定で安心できない状態)」の…

正解のない時代に必要なのは、「学ぶ」と「行動する」をつみ上げる力 〜 最近の気になった記事から

最近の記事で気になったのは、すべて「学び」に関するものだった。それぞれまったく違う文脈で書かれた記事だったけど、ピタッと同じところに結論が着地するのが面白い。 その結論は、VUCAの時代、「正解のない時代」に必要なのは、「学ぶ」と「行動する」をセットでとらえることが大事。そして、行動の結果を振りかえることを通じて学びを深め、つみ上げる力が必要なのだ、ということだ。 「正解至上主義」を抜け出すには?そんなことを考えることになったきっかけは、なぜ日本の大人は学ばないのかについ