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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい…
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ…
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#写真

スイスのキューレターが手がけた現代写真展「SUPER NATURAL!」(スーパーナチュラル)…

朝、有楽町に仮設されたYAUのギャラリーに行った。写真家の小山泰介君がオープン前に入れてく…

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中平卓馬が今つきつけてくること/一日一微発見434

中平卓馬の20年ぶりの大回顧展『火一氾濫』は、中平の写真とテキストが発表された当時の雑誌を…

100〜
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都市が都市を撮るということ ホンマタカシ展「即興」/一日一微発見404

ホンマタカシは、まぎれもなくすぐれた写真家であるが、他の写真家と決定的に異なっている。 …

100〜
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現代写真の、地図のない旅。行き先のない旅、についての本をまとめました/一日一微発…

この11月の終わり頃に、僕の新しい本『現代写真』が出版社リトルモアから全国発売される。トー…

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中平卓馬・森山大道プロヴォークから54年目の熱い夏/一日一微発見393

ベンヤミンは、複製技術時代の到来によって、それまで芸術の価値をささえていた唯一性にもとづ…

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ハイパーピクチャーズ①なぜ今、「絵画」についての考えをシフトしなくてはならないの…

さて、今から断続的に書き綴られるのは「絵画」と「写真」をめぐる試論である。 写真が生み出…

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写真は今、どのような異物なのか?(NACCラストショー横田大輔展)/一日一微発見387

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写真は人間の矛盾をどうとらえるか(エドワード・バーティンスキーのこと)/一日一微発…

アートの旅の面白いところは、予期せぬ展覧会に遭遇して、頭の中や眼がリセットされることだ。…

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現代写真をめぐる回想と展望②/一日一微発見361

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現代写真をめぐる回想と展望①/一日一微妙発見360

AIで写真が生成できたり、誰もがインスタで写真を「発表」できるようになる事態が加速すればす…

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日本の美術をアップデートするということ Ⅱ 奈良春日と杉本博司/一日一微発見360

素適な偶然ほど、よろこびや必然を感じさせてくれるものはない。 奈良で朝起きて、春日大社に…

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ヴィヴィアン・サッセン/エマニエーレ・コッチャ 「Modern Alchemyモダンアルケミー」…

ヴィヴィアン・サッセン/エマニエーレ・コッチャ「Modern Alchemyモダンアルケミー」(JBE BOO…

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滝と裸体。上田義彦の新作『Máter』をめぐって/一日一微発見332

作品「Máter」は、ラテン語で「母」や「源」という意味だ。木で作られた特製の額に、小さな写…

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大森克己の『山の音』は、当然ながら、写真家必読です!!/一日一微発見328

当たり前だが、写真は撮らないと存在しない。しかし、撮ったからといって写っているとは限らない。そして写真「家」という「家」のついた人は、その人がコンセプチュアルな作風であっても「写真が上手い」かどうかはついてまわる。 僕は凡庸に見える写真であれ、上手い下手があると思っている派だ。 大森くんは(本人もこの本で書いているのだが)、圧倒的に「写真が上手い」。 圧倒的に! 僕は編集者の中でも「写真病」の重症患者だと思うが、あるときにコンビニで気まぐれに雑誌を手に取って高速でペラペ

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