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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい…
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ…
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2022年6月の記事一覧

植物がコンテンポラリーアートに教えること(コッチャ/ニューエコロジー)/一日一微発見…

この数年、にわかに「アントロポセン(人新世)」という言葉が、時代のキーワードのように使われ…

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ゲルハルト・リヒター展の「ビルケナウ」について/一日一微発見315

「皮肉」というコトバは、なぜ「皮」と「肉」なのか。 禅の達磨大師のコトバから来たらしいが…

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クリストの「愛とアート」のメタ思考について/一日一微発見314

アンディ・ウォーホルが今生きていて、多くの子供たちが「将来なりたいものは?」と聞かれたと…

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ブライアン・イーノ「軽やかで、自由であるために」/一日一微発見313

どこかの本で読んだのだが(ケージの本だったと思う)、ブライアン・イーノとジョン・ケージが…

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現在写真アートを切り拓く5人の新しい才能/一日一微発見312

7月1日から六本木のフジフィルムフォトサロンで「ARTBOOK INNOVATION 」展が始まる。日々、そ…

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コラージュについて考える/一日一微発見311

最近よく「コラージュ」について考えている。「コラージュ」は言うまでもなく、質や文脈が異な…

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久しぶりのgallery TRAXで、木村二郎さんとSIDE COREの化学反応を見る/一日一微発見310

甲州勝沼への旅の途上。 インスタを漫然と見ていたら、DIEGOのフィードに6月4日か北杜のgallery TRAXで、SIDE COREのグループショーが始まるとアップされているではないか。 これは行かずにはおれまい。 去年の夏コロナ禍の真っ最中に、どこかへ行きたくて、僕と妻の渚は、「丸石神」を見る旅へ甲州へと向かったのだった。 中沢新一氏の父である民俗学者・中沢厚の名著『丸石神』だけを頼りにして、昨年は春日居や七日町の「丸石」に出会うことができた。 そして、今年はコロナ

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