IN&OUT of TOKYO20「差別のことについて考えている」/一日一微発見148
ここのところ、パワハラやセクハラで失脚してしまう人のニュースが多い。
アートワールドでも、そんなニュースが聞こえてくるし、同時に、人種差別や性差別についての問題点が、噴出しているのだ。
ハラスメントや差別は、職業や年齢などの属性を超えて、現在の人間の根幹を問う、大きな問題だと思う。
アートは確かに、かつてに比べればソーシャリーな問いを提起するものになった。
それは人間の根本的な規範を問うものなのだが、当の人間はどんどん「劣化」している。
コロナ以降、社会と人間性