旅読書いちご飴
日帰り旅に行きました。たぶん興味のない方が大半かと思うので、行き先については語りません。以下の写真で察していただけると幸いです。
(もしかしたらこの場所に興味を持つ人がいるかもしれない…と想定してお話しすると、この橋は『手奪橋』といいます。それから不思議なことにこの橋の近くには『手接神社』というものがあり、同じく不思議なことに『芹沢鴨の生家』が近くにあります。そしてこれらを繋げていくと、あなたはとても不思議な三角形を作り上げることができ……私は怪しい者ではありません(´・ω・`;)念のため。日本むかしばなしが好きなだけです…)
気を取り直しまして、ひとり旅(往復4時間)のお供を紹介します。
今回は、『悲しみよこんにちは』を選びました。
選んだ理由は、大晦日のXです。
大晦日に私はなぜかホームアローン3を見ていて(ぼんやりしすぎてクリスマス気分のままでいる)だらだらしていたのですが、ふと、「年末年始に人々は何を読むのだろう」と気になり始めて、Xを徘徊することに。(ハッシュタグ/今読んでる本)
そのなかには、「年末年始休みはクリスティ三昧だあ!」というかっこいい方もいて、「真似して私もクリスティ三昧してみよう…!」と一瞬考えたのですが、「読みこなせるかな…」とすぐに不安になり、「三昧できるほど持ってない…」と気づき、「ブックオフも今日はやってないよね…」と諦める。という負の三角形(不安気づき諦め)に陥るなかで『悲しみよこんにちは』という懐かしい本を見つけて読むことにしたのですが、結局大晦日には読まなかったので、今回の旅のお供になりました。
この本を読むのはとても久しぶりでしたが(セシルと同じ年頃のころ好きで読んでいた)再読しても感想はあまり変わらず、セシルに共感。というよりは、セシルを体感させられる。という感じ…終始漂うものうさとけだるさと未熟さと空しさと痛々しさと瑞々しさが甘いような苦しいような眩しいような…吐き気を催すほど17歳の夏詰め合わせ(褒め言葉)なのですが、読書感想文が下手なのでこのあたりでやめておきます。
ちなみに読んでいるときはtegan and saraの『where does the good go』という曲を繰り返し聴いていて、『私の心がぼろぼろになるとき良いもの(幸せ?喜び?愛かも)はどこにいきやがる』という曲(私個人の解釈です)が、セシルから感じる気怠さを盛り上げてくれました。
とここまで書いてみて、自分の好きなものを書いて伝えるのは難しいなと改めて感じていて、上手く書けるかあまり自信がないのですが、最後に書いてみます…(星をひとりでながめて、ひとりじめするのはよくないらしいです)
(豆島さんのマガジンお借りしました)
年末にはじめてコラボ小説をさせていただいたのですが、私としては、『豆村市』の順番で読むか、『村豆市』の順番で読むのが楽しめるかなあと思うので、それをおすすめしたいと思います。(追記:どの順で読んでも問題ないです)
もし先に『市』をもうお読みいただいていて、申し訳ないことに迷路に彷徨わせてしまった人がいたとしても、『豆島さんとカルフォニ村さん』の作品は心配ない(内容は暗いですが、私は大好き)と思うので、お時間がありましたらぜひお読みください.☆︎.。.
きっと豆島さんを読めば、『幻想的ともいえる世界の中で、惑わされ続けてしまった…でも良い』と思い、カルフォニ村さんを読めば、『〝私〟の目になって同じ世界を覗いてみたい。目をください』と感じます。すくなくとも私はそうなのですが……(豆・村さんのおふたりが私のこの公開告白を読むかもしれないと思うとすこし恥ずかしい…)
ということで、そろそろ切り上げます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました:*:゚・☆︎ヾ(・_・。)
追伸 敬愛なるフォロワーの皆様、いつも素敵な作品をありがとうございます♪今年もたくさん読みたいです。今年もよろしくお願いいたします♡
(おわり)