新しい本が二冊、 同時とは
いまも新しい本が出版されると、 胸の高鳴りを覚える。 今回は年齢から考えても、ラストチャンスと自らに言い聞かせて書き上げた二冊の本。 別々の出版社に別々の日に提稿していたのに、何としたことか、ほぼ同時に発刊されようとは。
発刊されると大抵の場合、 少し多めに自宅に届けて貰うことにしているが、今回ばかりは、狭い我が部屋が二種類の新刊本が荷造りのままどんと積まれ、ワープロの場所まで奪われる始末。
もとよりわが部屋なのだから、どんな形で積まれても、移動する隙間さえあればいいの