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実は冬は園芸適期!冬でもハイビスカスを楽しむ方法とは?                               

冬は寒くて植物は葉を落として冬眠したり、寒さに耐えきれず枯れてしまったりして、お花を楽しむには適さない季節だと思っていませんか?

でも、実は冬でも園芸を楽しむことができるんです。もちろん、パンジーやビオラといった冬のお花も楽しめますが、それだけではありません。やり方によっては、夏のお花も楽しむことだってできるんです。

冬は寄植えにも適した素敵な季節です。

今回は冬にハイビスカスのお花を楽しむ方法をご紹介します。とても簡単な方法です。

ハワイや沖縄、温暖な気候や夏というイメージの花であるハイビスカスは、とても人気の花です。園芸店でも夏にたくさん売り場に並んでいます。私もハイビスカスの寄せ植えの作り方を記事にしたことがあります。夏に欠かせない花です。

夏場はきっと屋外でハイビスカスを育てますよね。肌寒くなってきたら、お部屋の中に取り込んで、冬場は陽の光が入る屋内で育ててみてください。そうすれば温かな屋内でハイビスカスは陽気にお花を咲かせてくれます。

筆者宅のハイビスカス。1月とは思えない大花を咲かせています。

なんだ、そんなことか、と呆れてしまいましたか?でも、案外そんな簡単なことでもご存知ない方が多いのではないでしょうか。冬のハイビスカス自体、あまり語られることはありませんしね。でもこのひと手間で長い期間お花を楽しむことができるんですからぜひとも試してみてください。

さて、屋外と屋内の移動を楽にするためのコツがあります。

それは、鉢カバーを利用することです。ハイビスカスは軽くて取り回しのしやすいプラスチック製の「スリット鉢」に植え付けて、それをおしゃれな鉢カバーに入れておめかしさせるのです。鉢カバーはおしゃれですが、素材がしっかりしていて重量が嵩むこともあるので、それをいちいち持って移動させるのはなかなか大変です。ですので、中身だけを取り出せるように軽量のプラ鉢と併せて利用すると移動作業が楽になります。また、「スリット鉢」は根の張りが良くなるよう設計されている優れものですのでおすすめです。

テーブルヤシも開花。

いかがだったでしょうか?簡単な方法で冬でもハイビスカスの花を楽しむことができます。案外、温かな冬の屋内環境はハイビスカスの好みの環境なのかもしれません。ちなみに、筆者宅ではテーブルヤシもご機嫌で開花させています。ハイビスカスにヤシ。部屋の中は常夏気分いっぱいです。ぜひ試してみてくださいね。冬のお花も夏のお花もいっぺんに楽しんでしまいましょう♪
(今の時期はまだ園芸店ではハイビスカスは販売していませんので、暖かくなるまでお待ちくださいね)

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