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甲斐選手の『心』

侍ジャパンのみなさん!
金メダルおめでとうございます。
このメンバーなら優勝して当然との声もありましたが、それを成し遂げるには個々の力やコンディション、タイトなスケジュールと目には見えない苦労もあったと思います。

そんな中、数年前読んだ捕手の甲斐拓也選手のルーティーンにまつわるエピソードを思い出したので記します。

甲斐選手は、守備に着く前にホームベースの回りの地面に『心』と書くそうです。
工藤監督から「キャッチャーにとって大事なのは投手を勝たせたい心が大事」と始めたそうですが、もうひとつの理由が。
それはご出身の大分県楊志館高校時代の今は亡きマネージャーが常に言葉にし、亡くなる前に色紙に書いたのが『心』
甲子園初出場ベスト8のベンチには入院中で入れなかった彼女が3年生の時に甲斐選手は入学します、再び甲子園へ、その時はマネージャーも連れていくと誓って全員で頑張りましたが出場はならず。卒業式を迎える前に彼女は旅立ちました。
育成枠から這い上がり、今や屈指の捕手となった甲斐選手。

今大会でも書かれていたかは見ていないのでわかりませんが、恐らく初の金メダルを懸けた試合の度に書いていたことでしょう。

メンバーがひとつになる心
試合前の緊張感を沈める心
今は辛くても前を向こうとする心
諦めない心
そんなことを思いながら観戦していました。

さぁ、オリンピックも終り
レギュラーシーズン後半戦も始まります。

阪神から召集された3選手の更なる活躍を期待しています!!

★写真は西スポさんの記事からお借りしました。



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