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頑張れというけれど・・・

頑張れ、我慢しろといった言葉をかけたことのある人は
多いと思います。

別に言ってはいけないという話ではありません。

そうではなく、頑張れと言われた子供は
頑張ったけどうまくいかなったときに

「頑張れなかったからダメなんだ」
と失敗の原因を頑張れたかどうかに
紐づけしてしまうことから
「頑張れない自分はダメなんだ」と思い込んで
しまいます。

ですが、そんなことはなくて
自分にとって新しいことや難しいことに取り組んだ時に

苦しいとか辛いといった苦痛を感じると
現状を維持する本能などの理由から
脳がストップをかけようとするのです。

実は自然なことなのですが
脳は本来頑張るようにできていません。

なぜなら、ものすごくエネルギーを必要とするのが脳なので
そのエネルギーを保存するために現状を維持しようとするのです。

なので、頑張りを精神論で乗り越えようとすることは
脳科学的には間違っているのです。

まず、意識してほしいのが
自分とはこういう場面だとこういう状態になりやすい
ということを知ること。

スポーツだと例えば

疲労がピークに達した場面で

「もう走れない」
「これ以上無理」
「早く終わらないかな」
といったことを頭の中で語りかけてくると
当然、パフォーマンスは落ちますね。

頑張れないのは、このようなネガティブな自己対話
によってパフォーマンスが落ち
頑張ることを続けられないのです。

なので、ネガティブなことが頭に浮かんで来たら
ポジティブなことを考えられるように
日頃意識することで思考のパターンが
変わっていきます。

ですが、子供の場合
自分の頭の中に語りかけてくることを
意識して変えることは難しいでしょう。

だからこそ、大人のサポートが必要になります。

でいない、だめだ、無理だといった言葉を発した時に
前を向けるように、とらえ方を変えられるように
言い換えてあげることです。

例えば、
やっぱりだめだといえば、何とかなるんじゃないの
と言い換えてあげることで
どうすればいいのかと方法を考えます。

これを日々繰り返していくことで
思考のパターンを変えていきます。

こうすることで、いざという時に
頑張り切れるようになるのです。

それではまた!

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