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【詩】足首



私はわたしなんだけど、1番大事なことを忘れて生きているのは、私のほかにもたくさんいて、それは幸せかと聞かれたら、気づいていない人にとっては幸せだと思う、この世界にとっての幸せ、私はわたしを、役割を果たすために、この場所にいる、つくづく挑戦者なんだなって、頭を撫で繰り返して、褒め称えたいわ、形あるものは、いつか壊れると言うけれど、壊れないものもあって、花よりも空よりも海よりも空よりも綺麗なもの、みんなもわたしも持っているの、素敵だね、でも、気づいていないの、わたしも気づいているようで、実は、気づいていないのかもしれない、私がわたしであるうちは、この足首に、真綿の鎖が何重にも絡んでいるのね、心地良い縛り、それが何か答えるまでは、たくさん問題を解かないといけないみたい、満点は取れないし、取りたくもないけどね。

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