Photo by naotanu 【詩】肌に触れたら垂れずに残る 6 壱(ICHI) 2022年7月15日 22:41 傘をさしたところで、結局どこかは濡れてしまうから、完全に防ぐなら、全身膜で覆うしかないね。ただ、そうなると呼吸が出来なくなって、体の中を循環してる水も熱も感情も排出しないことになるから、隙間があるほうが案外生きやすいのかも。水たまりを避ける生き方をしているが、本当は思いっきり水たまりに突っ込んで、下から濡れる道を歩んでいくことに夢見てる。なにも背負わず、まわりを気にしないで先のことを心配しなくていい。たくさん濡れて、雨空を見上げたい。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 #眠れない夜に 77,635件 #詩 #言葉 #現代詩 #文章 #眠れない夜に #自由詩 #詩のようなもの #思ったこと #梅雨 #感じたこと 6