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中村悟(著)、荻野 淳也 (監修)、木蔵シャフェ君子 (監修)「1分で整う いつでもどこでもマインドフルネス」

・本書は、企業内大学のプログラムとして、メタ認知トレーニング(マインドフルネス)を立ち上げ、企業におけるマインドフルネスの先行事例となる→独立し、これまで合計1.5万人以上に企業研修や講演、ワークショップなどを提供してきたマインドフルネス・メッセンジャーの著者が、頭も心もクリアになる「1分で整うマインドフルネスの方法」について解説した1冊。
・マインドフルネスを一言でいうと「いまここに気づいている状態」であり、いまに集中していることと同じ意味合いである。
・著者は10年前にマインドフルネスに出会い、日々実践していくなかで、「集中している時間が確実に増えてきた」と実感しているそう。
・本書は、マインドフルネスについての解説がメインではなく、48個からなる日常的な活用事例がメインになっている。
マインドフルネスの日常的な活用事例(一部)
5 忙しいときは、状況と心を観察する
・忙しいときほど生産性を高く、効率的に仕事を進めたい。限られた時間のなかで集中するには、「ラベリング(分類する)」を意識するといい。
・「忙しい」と口ぐせになっている方は、心に余裕やゆとりをなくしてしまっている状態だ。
・忙しいときほど、目の前にある仕事をいくつも手がけて、マルチタスクになりやすいが、そんなときこそ、次々と思い浮かんでくることや心の状態を観察してみること。
・とくに気になっていることや、引っかかっていることを言語化することで、心に余裕やゆとりを取り戻すことができる。
20 パソコン起動中に呼吸を整える
・ノートパソコンを開こうとする前に、一呼吸してみること。
・パスワードを打ち込んで起動するまでの数秒間は、呼吸ができる貴重な時間だ。
・仕事はじめにパソコンを起動しメールやブラウザを立ち上げるまで、ほとんど意識することのないわずかな時間でも、一呼吸できるチャンスだ。
・電源を入れてパソコンを起動するように、あなたも呼吸に意識を向けて自分自身を起動してみること。
・今日の仕事に対して集中したいという意図を思い浮かべると、やるべき仕事に集中することができる。
※仕事中に一呼吸するタイミングはどのように計ればよいかについても述べられているが、詳細は本書をお読みください。
・本書は、「1分で気持ちを整える」「1日10分で毎日が好転する」「自宅でマインドフルネス9選」「仕事でマインドフルネス9選」「人間関係のマインドフルネス6選」「出先でマインドフルネス7選」「休日にマインドフルネス7選」「習慣化で人生が楽しくなる」という章で構成されており、
◇マインドフルネスの概要
◇本書の実践ワークがもたらす効能
◇48個の日常的なマインドフルネスの活用事例
といったあなた自身の仕事や日常生活が
マインドフルネスな状態になるための方法について紹介した内容となっている。
気持ちを整えて毎日を楽しみたい方は、ご一読ください。
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