富永喜代「血流がすべて 血流コントロールの名医が教える わずか1分でできる「すごい血流改善法」」
・本書は、臨床医学、東洋鍼灸医学、運動療法を組み合わせた独自のメソッドによる治療で評判を呼び、女性院長のクリニックでは日本一、年間1万5千人の肩こり、頭痛に悩む人を治療し、自身のYouTubeチャンネルの登録者数は24万人、総再生数5000万回に上る著者が、血流をよくすることで、高血圧や高血糖、ストレス軽減、認知症予防など様々な病気や症状が改善される理由ならびに、血流がみるみるよくなる著者考案の「1分間血流アップ体操」など、体の「毒」をためこまない仕組みを自力でつくる39のコツについて紹介した1冊。
・突然病気になる人とならない人の違いは「血流」にある。
・血液は人間の体にある37兆個の細胞一つひとつに酸素と栄養を送り届ける働きをしている。
・血流がよくめぐれば、髪の毛よりも細い毛細血管の先の先、体のすみずみに至るまで酸素と栄養が行き届き、細胞が元気になっていく。すると、体も心も元気で満ちていられる。
・つまり、血液は人間にとって細胞の必需品なのだ。
・40代半ばを過ぎると、ちょっとした体の不調が増えてくる。
◇気持ちは元気なのに体がついてこない
◇更年期障害でひとり苦しむ
◇冷えやしびれ、むくみに悩む
なども、すべて血流が理由である。
・手足の冷えやしびれは、毛細血管の先の先まで十分な血液が届いていないことを示す症状で、言い換えれば、「細胞に本来必要な酸素と栄養が足りないことへのSOS」なのだ。
・こうした症状を緩和するには、血流を改善し、1分間で体内をめぐる血液をすみずみまで届けきることが大事である。そうすれば、細胞が求めている酸素と栄養を絶え間なく運び、排出したい老廃物を運び出すことができるのだ。
・著者が考案した「1分間血流アップ体操」は5つあり、そのうちの1つは「肩スットン体操」である。
・「肩スットン体操」は、
①イスに深く腰掛け、手を太ももの上で軽く握る。
②目を閉じたまま、口から息を吐き、手を開いて肩をスットンと下ろす
という簡単な体操である。
・これをおこない、手のひらを開くと、指先がビリビリしてくる。これが血流がよくなった証拠なのだ。
※「肩スットン体操」を含むの5つの「1分間血流アップ体操」のやり方の詳細、「1分間血流アップ体操」を行う際の5つのポイントについては、本書をお読みください。
・本書では、「血流があなたの寿命を決める」「血流がみるみるよくなる「1分間血流アップ体操」」「少しのことを気をつけるだけ!血流を整える入浴のコツ」「病気が寄りつく隙をつくらない!血がよくめぐる「すごい姿勢」」「劇的に心と体を回復させる!血流がよくなる「すごい食事」」「血流をよくすれば、心に元気がわいてくる!」という章で構成されており、血流をよくすることの重要性ならびに、わずか1分でできる血流の改善法(1分間血流アップ体操・入浴のコツ・血がめぐる姿勢・食事など)について紹介した内容となっている。
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