生活の知恵
2024/7/12(金) PM5:40記
皆さま,生活の知恵を要所要所で駆使しながら日々過ごされていることと存じます。
例えば,テープの端を折り返して剥がしやすいようにしたり。
自分のため,他人のため,真心込めて。
本日はその発想はなかったという生活の知恵を目の当たりにしたことを記します。
それは7月10日(水)の夕食後のこと。
家族それぞれ思い思いの時間を過ごす。
息子はタブレットで動画を見るか,switchでマインクラフトをやるか。
いつぞやno+eでも書いたように,生き物の成長過程やギリシャ文字,音楽記号など多少はインテリジェンスな調べ物にも使用しているので,我が家では制限を設けず放置している。
この日もベンチソファで天を仰ぎ,右手でタブレットの端を持ち,働いたら負けですよと言わんばかりの体勢で,動画を視聴していた。
あれ?
左手は?
仰向けで,かつ片手で支え続けながら見るには,そこそこの負担になるくらいの重さがあるはず。
この姿勢でタブレットを見るなら両手がデフォ。
疲れたら左手に持ち替えるのかな?
彼はスイッチヒッターだったのか。
などと思いながら観察していたが,一向に持ち替える気配はない。
右腕は疲れを見せることなく健在だ。
「言っておくが瞬間的に出せる右手の力はまだまだこんなもんじゃねぇぞ」
ナメック星でギニュー隊長と対峙した孫悟空を思い出させる頼もしさを感じる。
……まさか?
スーパーサイヤ人?
確かめるべく,恐る恐る近づく。
突き刺さっている。
フリーザの角……ではなく,タブレットの左辺が。
箪笥の引き出しの段差に。
小賢しいことばかり覚えていくなぁと笑ってしまったが,子供というのは日々の生活の中でそうやって成長?変化?していくものらしい。
以上,あと2回と言わずたくさん変身しますように。