マニュアル社会が生み出したバケモノ
2024/6/28(金) AM11:17記
6月25日(火),この日は午後から娘の1歳半健診。
結構な人数が会場に集まっていたが,夫婦揃って来ていたのは我が家くらいだった。
いた方がいくらかマシだと言われたので,生計者さまについて行っただけのことである。
時間になり,事前説明が始まる。
説明も何も実施内容と順路だけ伝えてくれれば良いのだが,決まりなのだろう。
既にぐずり出している子供達の機嫌は無視して余すことなくご高説いただいた。
まずは事前に記入したアンケート用紙を元に係の方が成長度合いや家庭の様子などを聴き取りするセクション。
特に何もないので,アンケートをお読み取りくださいと目で訴えていたが,案の定こと細かに確認してくれた。
他の親御さんが時間をかけて相談しているのを横目に我々は身体測定エリアのコーナーへ最速で突入。
途中授乳のピットインを挟んだが,先頭集団から離されることなく,最終コーナーを曲がり内科の問診を終えゴール。
かと思いきや,全パートを終えた家庭が5〜6組まとまった時点で,職員による食育と排泄の説明。
分かり易く用意された掲示物やサンプルを各自ご覧いただき,お帰りくださいで良いのに,とっくにレッドゾーンを振り切っている子供達のタコメーターはお構いなしにフルメニューをこなす。
後から聞いてないとか文句を言う人も少なからずいるのだろうか。
それにしてもマニュアル社会が産んだバケモノの凄みと,お1人で健診に来られていた方々の早く終わってくれという心の声を感じた1日でした。
以上,溢れ出す心の声で健診の仕組みが包まれますように。
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