雪溶け(詩)
あ、水の音がする
雨が降ったわけでもないのに
それどころか今朝は珍しく晴れている
カーテンを開けると
屋根のつららが
水になって一面に降り注いでいた
光のもとで
外を歩くと、みずみずしい春のにおい
地面にできた、大きな水たまりに
青空が反射している
冷たい雪も かたい氷も
やわらかい水となって、大地を育み
今年も花を咲かせてくれる
雪溶けという名の「はじまり」
あ、水の音がする
雨が降ったわけでもないのに
それどころか今朝は珍しく晴れている
カーテンを開けると
屋根のつららが
水になって一面に降り注いでいた
光のもとで
外を歩くと、みずみずしい春のにおい
地面にできた、大きな水たまりに
青空が反射している
冷たい雪も かたい氷も
やわらかい水となって、大地を育み
今年も花を咲かせてくれる
雪溶けという名の「はじまり」