デザイン実践の成果の最大化を目指す「デザイン投資活動」 〜Spectrum Tokyo Meetup登壇〜
こんにちは!root採用広報担当です。
rootは「Design Doing for More〜デザインの実践を個から組織・事業へ〜」をVisionに、事業の成長によりそい、デザインを実践しようとする人々を支え、世界をより良く前進させていくことを目指すデザイン会社です。
今回は、rootのプロダクトデザイナーである佐藤理子が、1月25日に開催された”Spectrum Tokyo Meetup #08”の登壇でお話しをした「rootのデザイン投資活動について」インタビューをしました。
rootでのデザイン実践と、デザイン投資活動について、あらためてお伝えしていきます。
Q:今回1月23日のSpectrum Tokyo Meetup(※)に登壇し、『デザイン実践の成果の最大化を目指す「デザイン投資活動」について』みなさんにお話しさせてもらう場をいただきましたが、登壇したいと思ったきっかけは何ですか?
佐藤:今回公募されていたテーマは「あなたが最近デザイン領域でハマっていることや面白いと思っていること」。rootにおける組織デザイン、その活動の中で自らしごとを見つけて取り組んでいくことに面白さを感じていたので、登壇してみました。
以前の回に参加したメンバーから、コミュニケーションをとりやすい場作りがされている素敵なイベントだと聞いていたこともあり、挑戦しやすかったです。
事業・組織成長を実現するデザインパートナーとしてクライアントに中長期的視点でどう価値貢献するか?
Q:では、登壇内容について聞いていきます!あらためて、rootでの「デザイン投資」とは具体的にどういったことを指しているのでしょうか?
佐藤:rootは、デザインの根源的な力を発揮するために、デザイン実践だけでなく「デザイン投資」が必要不可欠と考えています。
目の前のイシューに取り組むだけではなく、長期的なアセット構築に取り組むことを「投資」としています。
root内部のデザイン投資活動としては、クライアントの事業成長をより加速させるために、 rootの人材の採用・育成、ナレッジの運用設計などのアセットを構築していくことを目標に活動しています。
そして、今はそういったrootのカルチャーづくりを推進することにも注力しています。
Q:採用・育成、カルチャー醸成等は、いわゆる「組織づくり」といった部分にあたるかと思います。rootではこれらを「事業の一環」としているのですよね?
佐藤:そうですね。rootはデザイン会社なので、自社の「プロダクト」というものは存在しません。デザイナー自身が商材であり、価値そのものです。
クライアントの事業と組織を成長させられるデザインパートナーであるために、rootだから提供できる価値を属人ではなくチームとして最大化することが、クライアントへの提供を最大化することにつながります。
目の前で提供できる価値と、それらを持続可能に、そしてよりその価値を最大化すること。それによって他のデザイン会社ではなく、「root」を選び続けてもらうために、私たちはプロのデザインパートナーとしてアセットを構築していく必要があり、それは事業そのものだと定義しています。
ビジョンから今Q実現すべきことを考え実現してきたこの1年
Q:実際に投資活動を進める中で、この1年どんなことが実現できましたか?
佐藤:色々ありますが、採用活動においては、「全社採用活動」という大きな目標を掲げてきており、この1年でそのカルチャーを少しずつ醸成することができています。
育成においてはジュニアメンバーが入社後クライアントに自走して伴走できるようになるためのスキームのアップデート。また新しい新メンバーが入社した後のオンボードの体制やフロー、People experienceを向上させる設計にも注力してきました。
他には、社外のみなさんとの「つながり」を大きくしていくことができた半年でもありました。Design Doing for Moreを実現していくために、社外のデザイン活動に関わる皆さんと、ノウハウや情報交換・交流を通し、それぞれの“○○の芽”を育てるデザイン活動の場となる「デザすぷ」という自社イベントを立ち上げ、企画運営しています。
今日まで4回開催し、直近は60名ほどの方々にお集まりいただける場に成長しました。日々事業と組織の成長にコミットするデザイナーのみなさまと情報交換をする場になっています。
他社のデザイナーさんと繋がりお話させていただく機会がかなり増えたことで、自分たちの組織を俯瞰してみられるようになりました。
「rootらしさ」とは?、rootだから提供できる価値は?について考え、メンバー同士でディスカッションする機会も生まれています。「事業と組織の成長を実現するデザインパートナー」であるために、どのような組織になっていったらいいのか主体的に考えるメンバーが増えました。
また今回、Spectrum Tokyo Meetupでもお話ししたのですが、投資活動を進める上で、私たちは、QごとにOKRを引いています。
当初は指標の立て方や、指標を達成するための施策実行が難しいこともありましたが、今は直近3ヶ月で最も組織が前進しやすいような粒度での目標設定をし、Q中にPDCAを回して成果を出せるような体制が整いつつあります。
Mgrではなく自分たちでアクション設定を考えられるようになったり、今Qにおいては、Objectiveも考えられるようになってきました。
図のように、ビジョンである「Design Doing for More」からQのOKR、施策、タスクという全体像をチームで共有しながら進めています。ポイントは、構造化することで達成したい上位目的にあったOKRや施策になっているか振り返りやすいことです。
このOKRを達成するためには、もっと別の施策が必要なのでは?この施策を達成するためには、このタスクを追加したらいいのでは?と、自ら思考してTRYするきっかけになりました。
Q:実践と投資、両活動をするからこそできるようになったことはありますか?
佐藤:デザイン実践で目の前のイシューに取り組むのに対して、投資活動では長期的な目線で、持続的に価値提供していくには?、という問いに向き合います。それによってrootが目指す姿を踏まえた価値提供にTRYしています。
具体的には昨年「root Design Partnership Policy(※) 」をリリースしました。rootが目指す「事業と組織の成長を実現するデザインパートナー」であるために、より具体的なポリシーを定めることで、rootの全員が同じ基準で価値提供ができることを目指すものです。
実際このポリシーを使ったFBやコミュニケーションが現場で生まれており、チームとしてどうあるべきかについて認識を揃えながら、顧客満足度を上げていくきっかけとなっています。
ここからの実践と投資活動
Q:ここから投資活動としてはどういったことを実現していきたいと考えていますか?
佐藤:デザイン投資活動で、持続的に価値提供するためのrootとしてのアセットを増やしていき、デザイン実践でよりクライアントへの価値提供ができる状態を目指していきたいと考えます。
具体的には、それぞれが実践で経験したことの言語化、そこからのナレッジ化がまだ不十分な側面もあり、属人的な価値提供とならないように充実させていきたいです。
また、クライアントワークという文脈から、支援の実態が見えにくいというご意見をいただくこともあるので、事例として出せるものを増やしていきたいです。そのためにも、1人1人が、そしてチームが、デザインパートナーとしてより多く、大きく、クライアントの事業成長へ貢献できるようになっていかないといけないと考えています。
何よりもそれを実現できる仲間がもっと増えると、できることが増えることを仲間が増えるたびに、心底実感しています。
デザイン実践と投資活動を両方やっていきたい。自分が所属するデザイン組織を、自らつくっていきたい!という方、カジュアルにお話ししましょう!
rootでは共にビジョン実現できる仲間を探しています!
私たちは、「Design Doing for More〜デザインの実践を個から組織・事業へ〜」をVisionに、事業の成長によりそい、デザインを実践しようとする人々を支え、世界をより良く前進させていくことを目指しています。
共に、クライアントと事業の本質(芯)を見いだしながら、事業本来の価値をユーザーに届け、デザインの根源的な力を個から組織・事業へと広げることで、世界をより良く前進させていきたいという方!
ぜひ一度カジュアルにお話ししませんか?ご連絡お待ちしています!
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