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インター校に通うと英語力が上達します。

たしかに、英語は上達していきます。

しかしこれは、英検やTOEFL、TOEIC、IELTSですぐに高得点がとれるうということではありません。

多くの勘違いがあります。それは日本からインター校への転校を目指す方々の勘違いです。

また、海外駐在などで海外にきて、日本人学校からインター校への転校を考える人にも見られる勘違いです。

インター校に通っている子供とその親にはこの勘違いはもうありません。いったんインター校に入学すると、すぐにそれに気づきますね。

つまり、英検やTOEFL、TOEIC、IELTSで高得点を取るにはそれなりに対策勉強が必要です。

インター校に通いつつ、でも塾には通わずに普通に生活する場合と、インター校ではない(英語カリキュラムではない)学校に通いながら塾などでしっかりと対策ができる場合を比較します。

英検やTOEFL、TOEIC、IELTSで短期間で高得点がとれるのはインター校ではない場合です。つまり、学校に関係なく対策勉強をしっかりとできている場合です。

環境の話しではありません。対策勉強が必要だという話しです。

もちろん、小学生になると同時にインター校。それから6年間インター校で普通に良い成績がとれる程度に勉強を行っている場合は、6年後に英検やTOEFLなどを受験すれば、高得点が狙えます。

それは、それだけ英語の実力がついているからです。

英検1級はネイティブで言う中学1年生レベルです。

もちろん受験前には多少、試験の慣れや特徴を抑えるべきですが、それでも英語という言語の年齢相当のレベルで言えば、語学試験の最上級は通常小学校を卒業したレベルです。

あとは難しい専門用語などの勉強になるだけなので、小学校を卒業できる能力を語学検定で測っていると言ってもよいくらいです。

小学校を卒業できれば、あとは専門用語が必要なだけで、大学でも大学院でも学ぶに問題はない英語力があるのです。

インター校での英語の勉強は、語学検定向けの勉強ではありません。

日本語の国語を考えるとよいでしょう。

その国語が英語になっている内容です。

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