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海外インター校、海外国際バカロレア校での算数・数学クラスのレベル分けクラスについて
算数・数学は、生徒の力によってどんどん差が開きます。
しかも、ほとんどの場合塾主導で生徒の力が変わってきます。
生徒の算数・数学の力というより、どれだけ先に進んでいるかの違いです。
学校内で生徒の算数・数学力として重要なのは、塾で少しだけ先に進んでいる生徒が、学校内のテスト・試験ではしっかり高得点を取れること。
これで成績はトップクラスとなります。
良い成績は、大学受験のGPAとして重要ですし、各種奨学金や、学校内選考でも有利です。もちろん、学期・学年ごとのアワードでの評価にもつながります。
あまり塾で先に進みすぎて、ちょっと前の内容を忘れて、学校でのテスト・試験ではあまり良い得点ではないということのないよう、復習も大切にしましょう。
学校内で先生が同じ内容を同じ時間かけて教えても、理解できる生徒、理解できない生徒、すでに塾でこなして理解している生徒、初めてでもすぐに理解できる生徒、そして、算数・数学があきらなに苦手な生徒。
さまざまです。
だから、インター校では普通に算数・数学の授業はレベル分けがされています。
セット1、セット2とか呼ばれたり。
セット1が上のコースです。
でも結局は、教えないといけない項目は同じなので、内容でちょっと難しい応用をやるかどうかです。
進んでいく日程はほとんど変わりません。
さて、セット1の場合とセット2の場合で、成績に違いがあることがあります。
つまり、セット2の生徒は、どんなにがんばっても、6/7 しか成績が評価されない。
つまり、セット1になって優秀であれば、はじめて 7/7 がもらえるということです。
セット2でいくら優秀でも、満点の成績が6(7段階評価)となると、やはりセット1にあがりたいとなりますよね。そうしなけば7/7がもらえないからです。アワードにもつながりません。
入学時の入試の得点がたりずセット2になったでも、上にあがるチャンスはあります。
ただし、上のクラスに空きがないと入れません。
特に、空きがない場合は、だれかをセット2に落とす必要があり、やっかいです。
それも踏まえて、生徒と親が一緒になって先生と相談する必要があります。
まず、セット2の成績は、常にクラストップであること。
小テストでたまに悪い点をもらうようであれば無理です。
さらに、もしセット1にはいったら、最初のテストはクラストップレベルにもっていって、選んでくださった先生を満足させること(これが最大の御礼です)。
ここで、他の生徒からの陰口はなくなります。
セット2での成績がよいのは当然ですが、数学オリンピックとはいかないでも、数学に関するコンペティションはけっこうな頻度であり、校内の参加者募集がかけられます。
かならず参加しましょう。
天才でなくてもいいんです。たいていはチーム戦です。
その中で、他のハウス、クラスのセット1の生徒と仲良くなりましょう。
仲良くなれないようであれば、ちょっと難しいと考えましょう。
さらに、先生との会話は、タイミングやその話し方が重要です。
不満たらたらではなく「セット2の先生にしっかり教えてもらっている。さらに上をチャレンジできる。」このポイントをふまえて交渉してください。
セット2の先生の感謝は、絶対に言うこと。
メールなら、きちんと始めに書くこと。
これは、絶対に忘れないでください。
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