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カード付帯保険は”受け取れる保険金額”まで要チェック!旅行の保険、カード付帯保険だけでの安心は禁物です
保険簿(ほけんぼ)公式note編集部です!
海外旅行のための保険、クレジットカードに付帯する保険があるからと安心していませんか?どの程度の金額が受け取れるのか確認しておかないと、実際にトラブルが起きたときの負担が大きくなってしまうかもしれません。
もちろんカードに付帯する保険は旅行保険だけではありません。無料の保険だからこそ、活用するのであれば”補償金額”を知っておくことが大切です。
今回はカード付帯保険の定番である「海外旅行保険」を例に、
・実際に旅行先で治療を受けた際の医療費は?
・カード付帯保険の補償金額の確認方法とは?
といった内容を解説していきます。
旅行は好きだけれど海外旅行保険についてきちんと調べていなかった…という方や、カード付帯保険の存在を忘れていた!という方も、ぜひご覧ください。
カード付帯の海外旅行保険を知ろう
クレジットカードなどに付帯する保険には、ショッピング保険やゴルフ保険などいくつかの種類があります。ここからは今回のテーマである「海外旅行保険」に絞ってお話ししていきます!
カード付帯の「海外旅行保険」、実際補償ってどうなの?
まず例として、
「カードA社のクレジットカード(ノーマル)付帯の海外旅行保険」
「B保険会社の海外旅行保険」
の補償金額と実際の事例を比較してみましょう。
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旅行先での病気による医療費を補償する「疾病治療費用」を見てみると…
実際の費用事例に対して、カード付帯保険は補償額が足りないどころか補償がありません。
実は、カード付帯の旅行保険は「海外旅行傷害保険」という、疾病治療補償のないものが付帯していることがほとんど。
こういった点からも、実際の負担額の目安・リスクの大きさ、そして補償される項目・金額を知っておくことが大切です。
海外旅行での実際の事例
海外旅行保険にカード付帯保険を利用するのか、別途加入するのかの判断の参考として、高額医療事例についてもう少し紹介していきます。身近なリスクとして、病気やケガで受診した事例をいくつか見てみましょう。
✈️イタリア旅行での事例
腹痛により受診。急性虫垂炎と診断。8日間入院・手術。家族が駆けつける。
支払われた保険金額 700~800万
✈️シンガポール旅行での事例
急激な腹痛を感じ受診。胆管結石と診断され6日間入院・手術。
支払われた保険金額 400~500万
✈️ハワイ旅行での事例
ビーチの段差で転倒し受診。大腿骨頚部骨折と診断され、8日間入院・手術。家族が駆けつける。
支払われた保険金額 800~900万
このように、虫垂炎や胆石など耳にする機会の多い病気であっても、海外では医療費が高額となる可能性もあります。旅行先にあわせての検討も必要です。
他にも気をつけたい付帯保険のポイント
利用付帯と自動付帯
利用付帯…対象となる旅行や買い物の代金をそのカードで支払った、など条件を満たすと適用される保険や補償
自動付帯…そのカードを持っているだけで自動的に付帯する保険や補償
旅行費用をそのクレジットカードで支払っていないと適用されないといった場合があるため要注意です。
オプションの補償も要確認
✈️旅行に関するオプションの保険や補償
・航空機遅延保険
・旅行キャンセル費用保険 など
オプション的な保険もカードに付帯している場合があります。必要な補償があるか確認しましょう。リスクが高いのに付帯していない→別途加入した方が安心だ、といった備えの検討にも繋がります。
🪧他にもこんなこと:医療通訳は大丈夫?
実際に海外で病気になったときに不安があるのが病院でのやり取り。日常会話は問題なくても、病院での会話がまた状況が異なります。
海外旅行保険では、トラブルの際の通訳などのサービスがある保険もあります。事前にチェックしておきましょう。
海外旅行保険以外のカード付帯保険って?
💳カードに付帯する保険の例
・国内旅行保険
・ショッピング保険
・個人賠償責任保険
・携行品損害保険
・スマホ保険
・ゴルフ保険 など
今回は海外旅行保険をメインにお伝えしてきましたが、上記のような付帯保険が付いている場合もあります。また、海外旅行と国内旅行は別の保険として取り扱われており、どちらが付帯しているかもチェックが必要です。
保険簿ならカンタンに確認&管理
こういったカード付帯保険も、”保険簿”アプリなら簡単に確認が可能です。
保険簿は生保・損保・共済・カード付帯保険など、あらゆる保険をまとめてデータ化できる保険管理アプリとなっています。
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この9月の新機能リリースにより、受け取れる補償金額の入力も可能になりました!早速機能を紹介していきます。
カード名を選ぶだけで付帯保険を自動表示
まずは登録!ご自身が使っているクレジットカード名を選択肢から選ぶだけ。そのカードに付帯する保険が自動で表示されます。
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登録を完了すると、保険データ一覧の「その他」の中に表示。データを開くとそのカードに付帯する保険を確認することができます。
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🪧注意
カード付帯保険は告知なく変更される可能性のある保険です。
保険簿では独自に調査した内容を表示しています。正確な内容を確認したい場合は、必ず各社のサイト等で最新の情報をご確認ください。
保険金額・給付金額のセルフ入力機能
ここからが9月にリリースしたばかりの新機能です!保険金額・給付金額のセルフ入力が可能になりました。
まずは登録した保険データを開き、「保険金額・給付金額」欄をタップ。各社サイトなどで、補償金額を確認しながら入力を行いましょう!
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入力もカンタンです◎
もちろん通常の保険でも入力が可能です。補償の確認も兼ねてぜひご活用ください。
カード付帯保険の補償金額ってどこで確認できる?
カード付帯保険の詳細は各社サイトに記載されていますが、会社ごとに記載箇所や書き方は様々です。慣れていないと漏れなく探すのが難しい場合もありますので、以下をご参考ください!
🔍入力する補償金額の確認方法
①保険簿の「詳しい補償内容はカード会社サイトへ」をタップして探す
②「カード名+付帯保険」でネット検索し付帯保険のページを探す
③各カードの会員ページから確認する
💻各社のサイト例
JCBゴールドカードの付帯保険ページ
楽天カードの海外旅行傷害保険のページ
au PAY カードの付帯保険のページ
JAL アメリカン・エキスプレス®・ プラチナカードの付帯保険ページ
探す時のヒントとして試しに見てみましょう💡
保険簿で「付帯されている保険」を一度見てから、補償金額を検索するのがおすすめです。「海外旅行傷害保険」と「国内旅行傷害保険」が付いてることを確認し、その「保険名+カード名」で検索すると、該当のページがすぐに見つかることもあります。ぜひお試しください。
無料の保険も通常の保険も、しっかり管理しよう
無料であっても保険は保険。活用を考えるのであれば、もしもに備えた内容の確認と、スムーズに連絡するための管理が必要です。
補償金額などを見て、カード付帯の保険だけでは心許ないと感じ、旅行保険に別途加入した場合でも保険簿アプリへの登録をお忘れなく!
保険の書類を持っていけば証券番号などの確認は可能ですが、急なトラブルで焦っているときスマホで情報確認ができると非常に便利です。
旅行後もデータとして保存されるため、別の旅行で再加入する際も内容の確認がより手軽になります。
もしもに備えて、ぜひ保険簿をご活用ください。
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