グローバルトレンド④Talent Intelligence(タレント・インテリジェンス)とは&代表サービスご紹介
なぜ書くか
世界経済はVUCAと呼ばれ、安定性を欠き、テクノロジーは進化を続け、グローバル化は進み、労働者世代は移り変わっている中、日本にも多くの変化が求められている時代になりました。つまり、世界的な動向を知ることが私たちの日常にさらに重要になってきてる時代です。
一方で、英語圏の最新情報には、言語的な壁・背景理解の不足など、日本語でのトレンド習得には多くの障壁があると思います。
そこで、Every Inc.では「HRからパフォーマンスとワクワクを」というビジョンを掲げ、グローバルな取組みやアカデミックな文献からHRに関する歴史、取組み、事例など”日本なら”ではなく、”グローバルスタンダード”な情報を提供しています。
次世代の組織は、「スキルベース・オーガニゼーション」へ。
前回のブログで、新コンセプトである「スキルベース・オーガニゼーション」についての背景とその具体例、私たちへの影響をご紹介しました。このコンセプトは、「組織そのものを(役職の集合体ではなく)スキルの集合体として捉えるもの」と定義づけられているものです。
その際にもご紹介したタレント・インテリジェンスとタレント・マーケットプレイスについてご紹介していきたいと思います。
タレントインテリジェンスとは何か?
ピープルアナリティクスプロバイダーであるVisier社の定義では、「タレント・インテリジェンス・プラットフォーム」とは、企業が社内外の人材に関するデータを収集し、分析するプロセスのことを意味します(Visier, Talent Intelligence: A Comprehensive Guide)。このツールを通して、従業員のスキルを分析し、タグ付けることが可能となるため、組織を人の集合体ではなく、スキルの集合体として捉えることが可能となりました。
このスキルタグの「かたまり」をスキル・アーキテクチャーやスキル・インベントリーと表現します。これらが、タレントインテリジェンスプラットフォームにおいて最も重要な機能といってもいいのではないかと思います。
LLM(large language model;大量言語モデル)がなぜすごいのか
このプラットフォームが注目されている背景の最大の要因は、LLM(large language model;大量言語モデル)というテクノロジーの進化(※生成AIに必須の技術)にあるのです。
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