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22円、たかが22円、されど22円。

世の中は昨日ポッキーの日に踊らされていたのだろう。
私は違う。
現実とぶつかっていた。

バーミヤン

バーミヤンなのか、バーミアンなのか
そもそも、バーミヤンってなんだ?

バーミヤンとは
全国約360店舗もあるらしい。
地元にできた時、まじかよ!
ラーメンも餃子もたまごとキクラゲのあれがこんなに安いなのかよ‼️
って思った。
無類のキクラゲ好きとしてはおったまげた。
今でも忘れない。

バーミヤンの響きで思い出す。
ダーミアン。

ランチでよく食うのは。。。

ランチでよく利用するのは職場近くのバーミヤン。
何よりもコ・ス・パ最強なのだ。

日替わりランチも気が利いてるし、チンジャオロースや油淋鶏まで。。。
うーん迷う。
実に迷う。
回鍋肉も捨てがたい。
回鍋肉考えた人はマジでスゴい!尊敬!!

あれもこれもうまいんだけど昼間っからにんにくをかっ食らいたい気持ちは、
にんにく好きな私としてはあるものの、後半に商談があるかの自分との相談の上で本日はお手頃プライスの【天津飯】にするか【天津チャーハン】にするか本当に悩む。

勿論、この違いは微々たるモノかもしれない。
タマゴで炒ったお米をタマゴと贅沢に餡をとろーりかけるのか、白米の上にタマゴと贅沢に餡をとろーりかけるのか。
さぁ、ここで決めようじゃないの私の胃袋を満たすのは。。どっちだーい!!

昼飯に大事なのはプライスも大事

ここ、東京、そして、原宿。
そこはそう。
コンクリートジャングルなわけだが
このジャングルのランチは割とお高め。
基本は1000円を出さないと昼飯にはありつけない。
自分の限られた予算とにらめっこ。

限られた予算を握りしめて自分の食べたいものを選ぶのは私には慣れっこだ。

何を隠そう、小学校時代に近所の駄菓子屋『山本商店』で鍛えられたからだ。

あの頃握り締めたのは、「100円」
その、100円でどれくらいの夢(駄菓子)を買うのかがポイントだった。
あの頃10円で買えたうまい棒も今や15円か。。。
3本買えたのが2本しか買えない。

うまい棒のレパートリーは十人十色だ。
最強のパーティーを選ぶとしたら。。。

第三位
明太子
あの辛いんだけど何で辛いのかよくわかんないあの味。あれ?明太子なのかな?どうかな?うん。結論、うまい。

第二位
サラミ
サラミうまいんだよなー!割と新参ものだった気がする。サラミのあのアイボみたいなロボット犬がサラニうまさを引き出してる気がする。。。えっと、うまい。

第一位
サラダ
サラミいって、サラダ行くとかかなりの出し抜きかた。普通ここでチーズとか行っちゃうもんね!最終的に、うまい。

そりゃ、満場一致でうまい棒って名前になるわけだ。
あのドラえ●んみたいなキャラって大丈夫そう?
袋買いも少し躊躇するなぁ、物価って恐ろしい。

そんな世知辛い世の中のコンクリートジャングルでバーミヤンは神なのだ。

最後に選ぶのは。。。

これだけ金額の話をしてるんだ。
どんなに悩んでもランチは唯一の休憩時間。
一分一秒も無駄には出来ない。
選んだのは【天津飯】だった。
ただ、ここからが本当の試練が待っていた。

たかが、22円。されど、22円。更に22円。

一緒に行った相手も今日は天津飯かなー。
お腹と相談だ。

どう?今日は腹減ってんの?
あんまり減ってないけど減ってる。
と自分と会話。
午前11時を過ぎると胃袋は飯を欲す。
ok、それ以上は語るまい。

気づいていたら、私は大盛を押した。
そっと、そして、軽やかに押した。

イヤーあんまり腹減ってないけど時間が腹減ってる感を出していた。

お待たせしましたー。

自分の目を疑った。
そこには、2つの天津飯が並んだ。
1つは普段から目にする天津飯だ。

もう1つは、天津山だ。

22円。

これが、22円。お得な22円。多すぎ22円。
22円でこの分量。

たかが、22円。されど、22円。

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