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小1ASD@登校渋りリターンズ

先週の学級閉鎖あたりから息子が「モヤモヤする」と言い、不安が強くなりました。不安が強いときは父NG。お風呂やトイレ(1人は怖いそう)寝るのも母と一緒。ぐにゃぐにゃで着替えもできなくなります。

夜は眠りが浅くなり、体が硬く緊張して歯を食いしばったりうなされたり。朝も4時頃から目覚めて「学校と放課後デイに行きたくない」と布団の中で絶望した表情で訴えることも。

とある朝は、大泣きする声が聞こえ「目覚めたら母がいなかった」とパニックに。ベッタリくっつく姿は子泣き爺のよう(一年生とはいえ腰にくる)。

母子分離不安型の彼に合わせて職員室まで送り届けたり、不安からクラスメイトとトラブルになり(別の記事で書こうと思います)、聴覚過敏の特性が強まりヘッドフォン生活になり、放課後デイから連絡があり迎えに行ったり、休ませるために仕事を早退したり。

あっという間の一週間を終えた週末。
心の安定のため、ゲームやYouTubeはお休み。
庭に大きな綱でブランコを作ったり、野鳥用の果物を交換するために木登りをお願いしたり、山を降りて凧揚げしたり、とにかく一緒に体を動かし、お日様を浴びて、よく食べ、よく寝て過ごしました。

親も苦労する行き渋り。
「甘え」とか「甘やかし」とか「親がダメ」だとか色んなご意見があって、当事者の心を揺らがせる。
安心・安定が必要なのに、心を揺らがせるアドバイスって本末転倒なので、こちらとしては笑顔の仮面で防御一択。たまたま暴走車に出会ったようなもの。あれヤバい車だったなぁと、流すのが一番。

そもそもこの話題を自分から振ることはあまりない。親御さんからしたらもう十分傷ついてるのに、うっかり傷つくのは回避したいと話題にしないのは当然の反応。相談に相手を選ぶからこそ、子どもだけでなく親も孤立しやすい難しさがある。

明確な理由のない行き渋りは、休ませるかの線引きが親の勘という曖昧な判断に委ねられるのも悩みどころ。解決すべき確固たる問題がないと、いつ回復するか見通せないのも闇要素。回復を願って休ませても、ルールの変更が苦手なASDの特性があると「先週は休ませてくれたのに、今日は何故?!」とパニックになるリスクも。

まぁ、焦っても仕方ない。
息子の心は大荒れの台風なのだから、
過ぎ去るまでは安全基地として。
ぼちぼちいかねば、ですね。

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