平沢進さんファンnote 「ステルス信号コンバーター」by.オジョー

音楽家 平沢進さんの作品や、その周囲で起こる現象を語ります。 不定期更新。

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はじめに

「肌感覚」の平沢進さん 平沢さんの作品に対する考察などは、インターネット上にごまんとある。 なので、 それらを考えずに、ここでは むしろ深く考えずに、 「肌感覚の平沢進さん」に ついて語ろうと思う。 これだけ謎めいた作品を作られているのだから、アルバムをひとつ手に取るだけでも、平沢さんをさらに知ることができるでしょう。 なので、多くはアルバムやイベントのレビューと言う形をとろうと予定している。 …私にそれだけの洞察力があるかが問題になるが。 (まぁ、やってみなければ分

    • 平沢さん、教えて言葉の意味を

      お読みいただく前にひとつ。 この記事を書いている今、私は平沢さんファン歴1年目の初心者であることを前置きしたい。 先日、『WORLD CELL 2015』のDVDを見た。 登場人物の一人、「アヴァター」が、その物語で体現した「不安」が生々しく印象に残った。 不安を打ち消す術を与える登場人物と「アヴァター」のやり取りは、過去の自分を見ている様にもどかしさを感じた。 やはり生きる上で、ある程度の主体性は必要なのである。 分かりにくさが味となり、壁となる ここで、平沢さんを知

      • 『点呼する惑星』ライブDVD感想

        初めて見る「インタラクティブライブ」 「会場との一体感」、あなたはお好きだろうか。 もしお好きだったら、このライブ映像に全神経が釘付けになることだろう。 今回は、あなたが"なんとなくインタラクティブライブの概要"を知っていると想定し、ライブ『点呼する惑星』のDVDを通して、インタラクティブライブを見た感想をお伝えする。 観客との結びつきがショーになる ステージが必要として観客の声を求めると、今まで清聴していた客席が箍が外れた様に盛り上がる様子に、ライブが観客を引き込む

        • 自己紹介

          子供のころからの夢は「観客選択式物語」ショーの開発 「どうして平沢さんの事が好きなの?」と聞かれると、私は真っ先にこう答える。 「インタラクティブライブの発案者だから」 園児時代に東京ディズニーリゾートで、ゲストの反応に合わせて演者が盛り上げ方を工夫する姿に感嘆し、ディズニーの世界にのめりこんでいった。 次に、両親が与えてくれたディズニーの知育コンピューターゲームに出会い、ゲーム成績やゲーム上で選んだ道の行き先によって、ゲームのストーリーがガラッと変わる仕組みに感激した。