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ミュージアムについて考えさせられた (個人的おすすめミュージアム一覧付き)

「ミュージアムグッズのチカラ」「ミュージアムグッズのチカラ2」(ともに 大澤夏美著) 読書感想文


大塚国際美術館のミュージアムショップで見かけ、気になっていた本を読了した。


ミュージアムグッズを切り口に、各ミュージアムとそのグッズの魅力が記されている。

著者のミュージアム愛、ミュージアムグッズ愛が、ひしひしと伝わってくる。

ミュージアムやコラムに合わせた挿絵も可愛らしく、細部へのこだわりも感じられる。


・よく知っている地域にあるのに、知らなかった!
・こんなもののミュージアムまであるの?
・ここ面白いよね!

こうして、読み進めるごとに、行ってみたい!また行きたい!ミュージアムが増えていく2冊だった。

なぜミュージアムへ行くのか


ミュージアムグッズが

・訪れたときのことを思い出してもらう
・訪れてみたいと思わせる

というきっかけになれば…といったことが、上記著作ではしばしば語られていた。


ミュージアムが好きな私からすれば

実物を見てみたい!
名前は聞いたことがあっても、あまり知らない…この機会に知りたい!
こんな体験をしてみたい!
子どもに見せて・させてやりたい!

など、さまざまな動機からミュージアムへ足を運ぶ。


しかし、これに加え、先日下記展覧会を見に行って気づいたことがある。
(ちなみに、この豊田市美術館を写したのが見出し画。)


現地やその周辺のリアルな姿を知る
偶然居合わせた見知らぬ人々から発せられた感想から、それまでなかった知見や発想を得る
お目当てではなかった作品と出逢い、新たな見どころを発見する


こうした経験も、実際にミュージアムに行くことでしか得られないのでは?と。

上記展覧会へ向かう道中、ちょうど上記の2冊を読んでいたというのもまた、点と点とをつなげてくれたのかもしれない。


また、子どもができてからは、訪れるミュージアムの系統の幅も広がったように感じる。

子どもが喜んでくれそうな場所をと探すうちに、自分ひとりでは行かない、あるいは思いつかなかったであろうミュージアムを見つける。

実際に行ってみると
子どもの反応や着眼点が面白かったり、成長が感じられたり
子ども以上にこちらが興奮・感動したということも多々ある。

自分の好きなものを、好きなように見るというのは、子どもも一緒のときは難しい。
けれども、子どもがいるからこそ世界が広がることもあると思う。


おすすめミュージアム一覧 (ぱっと思いついたもの)

ミュージアムグッズの有無は不明だが…。
この2冊には掲載されていないミュージアムで、虹風が数年のうちに何度か行った、あるいはまた行きたい施設は以下のとおり
(項目ごとに北から。何度か試みるも、一部リンク先はURL表記のみ可だった)

1.好みの企画展がよく開催される

名古屋市博物館(リニューアル工事のため閉館中)


名古屋市美術館


兵庫県立美術館


2.大人が楽しめる

トヨタ産業技術記念館

https://www.tcmit.org


サントリー山崎蒸溜所

https://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/


宝塚歌劇の殿堂


atoa


3.子どもとも楽しめる

掛川花鳥園


こまつの杜


トヨタ博物館


東山動植物園


NARA IKIMONO MUSEUM


奈良金魚ミュージアム


京都鉄道博物館


カワサキワールド


(webサイト最終確認日:2024年9月23日)


企画展や展示物をお目当てに、あるいは近くを通るついでにでも、訪れてみてはいかがだろうか。


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