贈り物選び (16日*色の日のいろいろ-基準-)
父、母、弟の元へ、慌てん坊な気まぐれサンタはプレゼントを届け終えた。
就職を機に家を出て数年。
それぞれの好みや欲しいものは、わかるようでわからない。
要求も暗黙の了解もないし、時間や手間はかかるといえど、何を贈ろうかと考える相手がいる、というのは幸せだ。
贈り物を選ぶ基準は、人それぞれ、その時次第だと思う。
予算、マナー。シチュエーション。
季節、間柄、過去にあげたかどうか。
確実に好き、あるいは欲しがっている。
知らなさそうだが、気に入ってくれそう。
最初は敬遠しそうだが、傍目からは合うとわかる。
とにかく試してみてほしい。
などなど。
3人へのプレゼントは、全く異なる方法から検討した。
今回は、そんな切り口から綴りたい。
1.弟(年齢:アラサー)へのプレゼント
Shokzさんの骨伝導のワイヤレスイヤホン(黒) 、他数点
私が愛用しているイヤホンの色違いにした。(イヤホンにした経緯は、別途投稿する。)
昔、弟は青色が好きだった。
しかし、母の「あの子、黒の似たようなの(服)ばっかり買ってるのよね〜」という一言をふと思い出した。
幼少期から洋画好きで、サングラスや革ジャンの似合う男性への憧れが今でもあるゆえかもしれない。
そこで、同梱したプレゼントを使ってほしいという思いから、本人が身に付ける気になれそうな色に決めた。
2. 母(年齢:アラ還)へのプレゼント
hontoさんの本のガチャ×手紙(ランダム)と他数点
私も自分用に欲しくなり、購入した。(セット内容の詳細レポは、別途投稿する。)
母には、持っている服や小物に合う、もしくは母の好きそうな色やものを選ぶことが大半だ。
しかし、子どもと街へ出かけたところで、現物をじっくり見る余裕はない。
そんな折、日頃からお世話になっているhontoさんからのメールで、この企画を知った。
これなら、テーマと金額を選べば後はお任せ。
母も私も普段はボールペンのため、セットの万年筆が初めての人向けで、ちょうどよい。
また、初心者ゆえに「ランダム」というのがありがたかった。
お試し感が一層強まり、気軽に使える。
使ってみて合わなかった場合も、「わざわざ選んでくれたのに…」と、なりにくい。
これに加え、自分が何をあげたのか、母が開けるまでわからないというドキドキ感も味わえた。
3. 父(年齢:アラ還)へのプレゼント
HINEMOSさんのChristmas 10銘柄飲み比べセット(カラフル)
最もクリスマスらしいものになった。(これに決めた経緯は、別途投稿する。)
父には、父が知らなさそう、選ばなさそう、あるいは父が自分で買うのは躊躇しそうな色やものを贈ることが多い。
父の好きなものの一つが、お酒だ。
ただ、買うのは自分好きなもの、美味しいと評判のもの、そのとき話題のものにとどまっているとみられる。
自腹を切るなら、できる限り失敗したくないものだ。
また、一度に何種類も開けていることもなさそうだ。
割安だからと、気に入ったものは大容量のものを買うためだ。
となると、お酒を瓶等の外見で選んだり、少量ずつ飲み比べたりというのは、自宅で飲むもの・ときについては難しいだろう。
そうした背景から、見た目が華やかな、少量ずつのギフトならば、普段できない贅沢を堪能できるのではと選んだ。
おわりに
3人からは、即日お礼の連絡があった。
文面や写真からではあるが、喜んでもらえたようで私も嬉しくなった。
弟宛のものが最も高額となったが、そんなことだってある。
相手を思い浮かべながら、贈り物を悩むひととき。
誕生日はそれぞれにおとずれるが、クリスマスに向けて考えるタイミングは似通ってくる。
それゆえか、クリスマス仕様のものはどれも、「私を選んで!」とばかりに特別な煌めきを放っているように感じられる。
そうして、一層悩んでしまうのだろうか…。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
プレゼントにお悩みの方もそうでない方にも、こんな決め方・決まり方もアリだななどと、楽しんでいただけたのであれば幸いです。