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【詩】夢見て散種

無目的に都市を浮遊する灰燼が身を潜めたビルの隙間でアシッドを舐める
(ねっとりした歯磨き粉を説明通りに歯へ塗布)
側溝に住み着いたヘドロ/ガスは無職 で ひたすら色を求める断末魔
、その皮膚で   。  記憶を埋めた墓場
真赤な原子たちは濁流を換喩したせいで象徴を喪った
さみしくないよ;;   。でもね

    「今日も詩が書けない」

     でも、ね
               でも「今日も詩が書けない」  。ね    で 

         m

※あんな詩を書こうと思っても書けないよ※
(きみの死はきみだけのものだ)
踏んだ夢の跡に水たまりが  いきて■。


混入された人工着色料が希望を黄色に塗り替えたタブローの皮下組織がその下をどろどろと流れるデオキシリボ核酸を保護している
イヤホンからランダムに流れてくるノイズの連続
ごみ焼却場
オートメーション
バグ
興奮
加速度的
巻き上がる砂塵 の 「夢
         」  ?
砂漠の真ん中でベケットが立ち尽くしたまま
……………


自傷した憧れは眼帯を被り世界の半分を覆った
(それじゃあね、黄望)
ねずみ花火の不規則的な動きが「接続済み」。よってぼくのメンタルト同期スル...........
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現実の重さを計ろうとしたけど自分の質量しか感じられなかった
重力のせいらしい、タヒね
だから重力という名の超自我を安置・オイディプスしたい希望
(その腕の傷がきみから夢を奪った
でもそのおかげ/せいで地球も月も永遠に夢を見ないね)
  。なんだかよくわかんない

太宰治が斜光カーテンの表と裏の区別に戸惑う
説明書は不正解を書かないから嫌いだ
■■■■

           まだ     

     夢

みて、  痛い     きっと今夜の月はぼくのゆく道先を照らすが、振り返ればそこには影が直線を拒絶するようにして確かに伸びているきっと帰った先の暗い部屋のなかねっとりと充満する湿気に埋もれた意識下にその影が死んだ   はずだもう寝なきゃいけないもう起きなきゃいけないみうねなきゃいけないもうおきなかうあいけないみうねなかyいけないまおうおあきなk......................................................................................................................................




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