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【短歌一首】 大寒の夜に春雨遠雷はすでに冬消す響きに満てり

大寒の
夜に春雨
遠雷は
すでに冬消す
響きに満てり

1月20日(月)は二十四節気の「大寒」。

一年中で最も寒さが厳しくなる頃であるが、朝の天気予報では東京地方は3月から4月並みの陽気になり、ところによって雨も降るとのこと。

晴れから曇りへ

朝はどんよりした曇りであったが、昼過ぎから晴れて、夕方には雨雲が広がり出した。

広がる雨雲

夜になると大気中の湿度が高くなってきて、外から部屋の中にアスファルトや土の湿った匂いが漂ってくる。

雨が降り出す

柔らかな雨が降り出し、しばらくすると遠くの方で雷が鳴り始めた。ときおり南の方の空の雲が光っている。

遠雷

一年で最も寒いはずの大寒に温い春雨が降り、遠雷が聴こえる。大気はもうすでに春を先取りしているようだ。

夜の長期予報では今年の春は例年よりも気温が高くなるだろうと言っている。最近は何が例年かわからないくらい目まぐるしく気候が変わる。
春夏秋冬の4つの季節があまり混ぜこぜにならないようにお願いしたい。

猫間英介




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