【短歌一首】 高層のビルは山脈昼もなほ暗き谷底節気も知れず
東京駅付近の再開発は果てなく続く。
工事後にはいつも新たな超高層ビルが立つ。ビルとビルの間の通りは深い谷底のよう。光も熱も届かず、昼なお暗く寒い。空もよく見えず、季節の移り変わりも分かりにくい。
前後左右を超高層ビルに取り囲まれた3階建、4階建の雑居ビルの窓からはビルの壁しか見えない。暗く寒く、時間も季節も分からない。
たまに行くオフィスの居室は4階建ビルの3階にある。まさに絶壁の断崖に囲まれた谷底。光も空も少なく時間も季節も不明。長居は身体に悪いかも。
猫間英介
2月21日にも東京駅付近の再開発について書きました。
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