【短歌一首】 暁に冷たき沼で泳ぎたる夢覚めて知る寒き夏掛け
急に涼しくなってきた。いや一気に肌寒くさえ感じるようになった。
先日までの猛暑と比べて、最高気温も最低気温も7、8度下がっている。
急に気温が変化すると、昼間の服装もそうだが夜の就寝時の環境設定がとても難しい。そもそも服装も寝床環境も、秋冬モードへの入れ替えのタイミングの見極めが分かりにくい上に、その作業もとかく面倒くさい。
さらに今年の長引いた猛暑が体に染み付いていて、眠っている時に暑くて目が覚めたら嫌だな、などと思って薄い夏がけ、そして半袖に短パンで眠っていた。
この数日、明け方になると寒くて目が覚める。床につく時には特段問題ないのだが、明け方になると二の腕や足が寒くて我慢できなくなってくる。
そして目が覚める前には、必ずと言って良いほど、夢の中で寒い思いをしている。
特に多いのが、水の多い場所、例えば、池や川や湖などで遊んだり、泳いだりしている夢。そしてその途中で「あ〜、なんだか体が冷えてきて寒いなあ。」と思っている。
そして目が覚めると薄い夏掛けが外れ、足がむき出しになっていて、腕も外に出ている。寒くて足に力を入れると冷えたところにいきなり力が加わり、足をつってしまうこともある。(これが痛い!寝ぼけに衝撃。)
そろそろ服装も布団も秋冬仕様に移行するタイミングか。ただ、また暑さがぶり返すことも例年あることだから、もう少し微調整で済ませながら様子をみよう。
それにしても、この間までは暑い暑いと言い、少し温度が下がったら今度は寒い寒いと言い、この身の脆弱ぶりには情けなくなってしまう。普段、そこそこ身体トレーニングをするようにしているのだが、暑い、寒いの許容範囲がどんどん狭くなっている。 もう少し大自然の変化に対する適応能力を上げていきたい。
猫間英介