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【短歌一首】 米5キロに慈悲なき値上げのしかかり背負へばあまりに足取り重し

米5キロに
慈悲なき値上げ
のしかかり
背負(しょ)へばあまりに
足取り重し

食生活の大事な基本となる米の価格上昇が止まらない。
数日前に見た時からまた上がっていることもしょっちゅう。

値上がり止まらぬ米

地元でかなり安いという店に5キロの米を買いに行った。ちょうど仕事でリュックを使っていたので、空きスペースに米袋を入れようと2キロではなく、5キロの袋を買った。重くても2キロを買うよりも割安だし、2キロだとすぐ無くなるので。

5キロの米袋

それぞれのコメの値札には次のように書かれていた。
「また値上げです! 安すぎるとダメみたい。」と。
隣にいたおばあさんが、「また、上がってるよ!」と驚きの声をあげていた。

5キロの米袋

「安すぎるとダメみたい、なんてことはないよ」、と心の中で呟くも、燃料費、運送費、人件費、加工費など全てが上昇している昨今、仕入れ価格もどんどん上がっているなどお店にも色々な事情があるのだろう。

2キロの米袋

2キロの米袋の値札を見ると、次のようなことが書かれている。
「値上げです! 仕入価格がたっぷり上昇。」と。

お店も卸業者も生産者もいろんな事情がある。そして、米の一般消費者にも。
5キロの米袋を入れたリュックを背負うとこれがなかなかずっしりと重い。ここに価格高騰の圧も加わり、歩き出す足取りはあまりにも重い。

猫間英介



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