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【短歌一首】 朝焼けで十一月は明け始む暗雲迫る晴れの特異日
朝焼けで
十一月は
明け始む
暗雲迫る
晴れの特異日
11月が始まった。朝ベランダから空を見ると、東の空は朝焼けで紅黄色に染まっていた。関東では11月の初旬は晴れというイメージが強いが、11月初日から雨の前兆とされる朝焼け。
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1日朝の天気予報では、台風21号の今後の進路やこれからの大雨について伝えていた。 東日本では夜から雨が強くなり2日(土)は雨、3日にも雨が残る可能性があると言っていた。
11月になっても台風と大雨の話か。
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子供の頃から、11月3日は晴れる確率がとても高い「晴れの特異日」と聞かされていた。
【特異日】
晴天・雨天など、ある天候が統計上高い確率で現れる日。十一月三日は晴れの特異日とされるなど。
なお、今の今まで「特異日」ではなく、晴れがお得意さんの「得意日」だと思っていた。
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街の輪郭を越えて朝日が昇る頃には、東の空に灰色の雲がたなびき始めた。雲行きが怪しくなってきた。
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太陽が昇るにつれ雨雲がどんどん大きくつながり始めた。やはり朝焼けは雨の兆候か。そして予報どおり週末は大雨になっていくのだろうか。3日の晴れの得意日危うし。
ちなみに、朝焼けは夏の季語だそうで、そうなったのは特に夏の朝焼けが荘厳であるからとのこと。夏の居残り期間があまりにも長く、11月になっても台風や大雨の話、そのうち一転して冷え込んで木枯らし1号発生なんてことになるかも。夏と冬の間の秋はいったいどこへ行った。
それにしても朝焼けを見るたびに必ず思い出す歌が2つある。
一つは、1976年の石川セリさんの「朝焼けが消える前に」(作詞・作曲 荒井由実【ユーミン】)
そしてもう一曲。
「朝焼けの光の中に立つ影はミラーマン」のフレーズ。
猫間英介