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【短歌一首】 暑いとの舌の根乾かぬうちにもう寒いと人の脆さ危ふし
暑いとの
舌の根乾かぬ
うちにもう
寒いと人の
脆さ危ふし
今年は猛暑が9月の下旬まで居座っていたが、最近、ようやく涼しくなってきた。日によっては肌寒く感じることさえある。
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猛暑(35度超)と比べると、最高気温、最低気温ともに7、8度、多い日は10度くらい下がっている。確かに一気に10度近く下がると朝晩は特に肌寒く感じる時もあり、体調を崩す人も増えている。
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駅で電車を待っている時も電車の中にいる時も、乗客たちの話には、「急に涼しくなった、朝晩は寒い。」とか、「何を着ていいかわからない、まだ、衣替えをしていない。」とか、「温度差で風邪をひきそうだ。」というものが多い。
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それにしてもほんの1週間前までは猛暑で暑い暑いと言っていた人々が、温度が7、8度下がると今度は寒い、寒いと言っている。いったい現代人の適応できる温度の範囲はどのくらいなのだろうか。
家の中の温度計を見ると、部屋の温度は真夏に31度くらいまで上がるが、今は26、27度くらいで所詮5度程度の違い。それでも肌寒く感じてしまうのだから、この温度キャパの狭さはいったいどうしたものか。
自分もあまりにもひ弱で脆い、これでは危うい。もう少し自然への適応能力を上げていきたい。
猫間英介