【短歌一首】 梅雨明けの猛暑日の宵空高くはや秋めくや月に浮雲
7月18日は関東地方に梅雨明け宣言が出て猛暑日となった
その翌日19日も猛暑日であったが、夕方には少し暑さがおさまってきたので、エアコンを止め窓を開けベランダに出てみた。
すると思ったよりもずいぶん風がサラサラしている。空を見上げると猛暑日の宵の口とは思えないほど空が高く、千切れて流れていく雲もどことなく秋のいわし雲やうろこ雲のように見える。
この日は朝からとても暑く、空にも夏の雲である入道雲(積乱雲)が出ていた。
昼間は確かに猛暑であったが、夕方の西の空は澄んだ高い空に雲がゆったりと浮かんでいた。どうも猛暑日の夕暮れの空のように見えない。どちらかというと秋の入り口。
このまま秋めいてきたら、暑さ対策としてはとてもありがたいが、梅雨明けした途端に秋となったらそれは行き過ぎというもの。やはり自然の摂理としては夏はそれなりに暑くないと、天候不順で世の中全体に、生活全般に大きな悪影響が出る。
月が見える。うろこ雲と月というのも、秋を感じさせる取り合わせ。
満月よりも2日手前の十三番目の月。
しばらく経って、19時半くらいにまた空を確認してみたところ、雲は先ほどよりもだいぶ厚くなったきた。
月が雲に覆われ始め、空全体もどんよりと曇ってきた。つかの間、秋っぽい高い空にいわし雲、うろこ雲という空模様となったが、やはりすぐに真夏らしさが戻ってきたようだ。
明日も猛暑日の予想。
猫間英介
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