おうちスタジオ開業の二本の軸【自己紹介的な】
こんにちは!おうちフォトスタジオSANKAKUYANEです。
なぜ平凡なフリーカメラマンの主婦がおうちスタジオを立ち上げることになったのか。
今日はその経緯に少しわたしの自己紹介をまぜてお話しさせていただきます。
自己紹介
数年前から岡山でフリーカメラマンとして活動させていただき、以前はこんな感じでファミリーフォト撮ってました。(以前というか今もやけど)
家族写真を主に撮らせていただいているので、下は産まれたてほやほやの新生児から上はおじいちゃんおばあちゃんまで。
おかげさまで何百人何千人といろんな人を撮らせていただいたのですが、その中でわたし的に大切にしてたことがあって。
それが、10年後見返した時にどう感じるか、ということ。
十数年経って写真を見返した時に、写真を撮ったこの日の事だけでなくて、その頃の思いや気持ち、音や匂いや空気感にタイムスリップできるような。そんな写真が撮りたいなと思っております。
写真館に行ったり、プロにロケーション撮影を頼んだら、やっぱり完璧なバチッと整列した笑顔の写真撮りたいなぁって思うじゃないですか?
でも案外いつか見返した時に、泣いてたり怒ってたり顔くちゃくちゃにして爆笑してたり、そんな写真って魅力的なんじゃないかなーっと。
だから
人見知りで泣きじゃくる赤ちゃんも
イヤイヤ期でじっとできずに走り回るヤンチャな子も
恥ずかしがり屋なお姉ちゃんも
思春期で写真を撮るのが嫌なお兄ちゃんも
笑顔が下手なパパも
カメラを構えると全てが愛おしくて、全てそのままありのままで残したいなぁって強く思うんです。
話がそれましたね。ごめんなさい。
そんなわたしがこのたび、おうちにフォトスタジオを作ろうと思ったわけ。しかも子供、作品、思い出に限定したわけ。
大きく分けると二本の軸がありまして。(結構ぶれぶれな軸やけども。)
一つ目は、ほんと単純に子どもが作ったものを捨てたくなかった。
私もともとものを捨てられない性分でして。断捨離とかこんまりさんブームが到来して、これではやばいと思って、本読んでみたりして、だいぶ捨て癖はついたんですけど。それでも子どもが作ったものだけはどうしても捨てられなくって。
初めて持ったクレヨンで書いたでたらめな絵、初めてやった絵の具あそびの一見アートか?って思うような絵、初めて書いてくれた「まま」の文字のノートの切れ端。広告の裏に書いてくれたお手紙。それに加えて保育園から持って帰ってくる製作。もう捨てられないものが山のように溢れかえってます。みんな結構そうですよね?
本当は全部そのまんま残しておきたいけど、限界もあるので。(場所的に。あと劣化とかね。)
今のままそっくりそのまま残せとける方法ないかなーと思って写真に撮ることにしました。
ただ作品を写真に撮るだけではなく、その作品を作ったその当時のその姿を一緒に写したら、いつか見返した時、あーこの頃はこんなやったなぁって思い返せるだろうなぁと思い、このスタイルに行き着きました。
で、自分の子の分を数年そうやってきた結果、めっちゃ良かったので全ママにやってほしい!と思い、それ専用のスタジオを作る決心をしました。
二つ目の軸は、ママがくつろげる場所を提供したかった。
わたし実はママ友がいません。(え?みんないる?)
岡山に嫁いできて右も左もわからず、さらに新米ママで上も下もわからんくなり。とりあえず児童館とか行きまくったり、ベビーキッズ連れの人が集まる地域のイベントに顔を出しまくったのですが、極度の人見知りも相待って全くママ友ができず。(カメラマン向いてないって言わないで)
子供を保育園に預けてパートに出たりもしてみたのですが、未だにママ友はおりません。岡山って子供めっちゃ多いのになんでやろ。
だからママの孤独な気持ちは人一倍わかってるつもりです。
そんな孤独なママたちが何も気にせずのんびりくつろげる場所を作りたい。そう思って自宅のリビングに小さなフォトブースを設けることにしました。
ママはそこで撮影中、ぼーっと見ててくれてもいいし、わたしのアシスタントをしてくれてもいい。(むしろして)
お茶を飲んでくれててもいいし、スマホをいじってくれててもいい。気を張らず楽に過ごしてほしいです。
撮影することを特別な日にせず、美容院に行く感覚で、作品が溜まったらふら〜っと「また撮ってやー!」って感じで来てくださったら嬉しいです。
めっちゃ長々と語ってしまいすみません。
一人でもいいから孤独な岡山のママの目に留まってくれたらいいな。
もちろん孤独じゃないママもお待ちしてます!
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