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本名は訓読みでも、下の名前を敢えて音読みする風習について

吉本隆明(たかあき)がリュウメイと呼ばれていたように、本名は訓読みなのに敢えて下の名前を音読みするという風習が存在する。

映画『耳をすませば』の監督を務めた近藤喜文(よしふみ)も、コンドウキブンと呼ばれるようだ。

実際に、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーがテレビでそう呼んでいた。

これらは一種の愛称だが、正確な読み方が分からない時に仕方なくそうすることもある。


しかしながら私の知る限り、こうした風習は中高年男性の間でしか見られない。

オジサンがオジサンを呼ぶ場合にのみ生じる現象なのだ。

今後さらなる広がりを見せるかは未知数である。



写真は、リュウメイ。

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