琵琶湖の湖畔の森の影から
琵琶湖の畔に立つと、なぜか磯の香りがする。
自然の息吹だろうか。
鳥人間コンテストの参加者たちも、この息吹を感じながら湖上を舞ってきたのだろう。
琵琶湖の面積は、滋賀県の6分の1を占める。
ビワマスや、在来種の野ゴイが唯一生息する場所である。
こうした事実を知ると、もはや神聖な湖に思えてくる。
近年、「近畿の水瓶」という呼び名を厭う向きがあるそうだ。
ならば崇敬をもって、こう呼ばせていただこう。
我らが「日本の水瓶」と。
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