「図書館の自由」問題
図書館による選書の自由を脅かすような通達が、政府から出されたらしい。
通達の内容は、北朝鮮拉致問題に関する書籍を拡充せよ、というものだ。
それに対する批判は概ね納得できる。
独立不羈の精神は重んじるべきである。
今朝の朝日新聞によると、戦時中に図書館が政府の意向に従順だったことへの反省も背景にあるようだ。
しかしながら拉致問題への人々のアプローチには、そもそも偏りが存在する。
重大な問題であるはずなのに、日本では何故か右派しか積極的に取り上げようとしないのだ。
左派は「右派の仲間入りはするものか」とばかりに、拉致問題を無視・矮小化しようとする。
いい加減こんなことは止めて、団結して解決に取り組もうではないか。
そのためにも、左右どちらからも参照されるような拉致問題関連本が、もっと世に出てほしい。