見出し画像

読了!三浦しをん「神去なあなあ日常」

《粗筋》
平野勇気、18歳。高校を出たらフリーターで食っていこうと思っていた。でもなぜか三重県の林業の現場に放り込まれてしまいーー。携帯も通じない山奥!ダニやヒルの襲来!勇気は無事、一人前になれるのか……? 四季のうつくしい神去村で、勇気と個性的な村人たちが繰り広げる騒動記!林業エンタテインメント小説の傑作。


《感想》
平和だな〜。好き。
「メドの権利」とかいう下品なもので、こんなにキュンキュンすること他にないだろうな(笑)

《引用》
よく寝てよく食べて、明日もなあなあでいこう。(P9)

「なあなあです、みきさん」
俺が言うと、「そやな」とみきさんは笑った。
初めて使った神去弁はやわらかく早春の空気に溶けた。(P70)

「直紀さん」
「いやや」
「まだなにも言ってないすよ」
「聞かんでもわかるねぃな」(P329
(2020/11/11)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?